スマホの偽警告に要注意!見分けるポイントや身を守る方法も解説
Contents[OPEN]
- 1スマホの偽警告には注意して!
- 2スマホの偽警告を使った詐欺って?
- 3スマホの偽警告の手口とは?注意すべきメッセージ!
- 3.1偽アップデート通知を表示する《アップデート詐欺》
- 3.2「ウイルスに感染しました」と表示する《ウイルス感染詐欺》
- 3.3「懸賞に当選しました」と表示する《懸賞詐欺》
- 3.4iPhoneのカレンダー共有機能を悪用した《アカウント追加詐欺》
- 4スマホに偽警告が表示されるのはなぜ?その原因とは
- 5スマホの偽警告を見分ける方法
- 6スマホの偽警告から身を守るには?
- 6.1セキュリティソフトを有効にしておく
- 6.2身に覚えのない通知には安易にアクセスしない
- 6.3偽警告が表示されたアプリ・ブラウザを閉じる
- 6.4信頼できるアプリをインストールする
- 6.5アプリに不要な権限を与えない
- 6.6カードや銀行口座の利用履歴は定期的に確認する
- 7偽警告は無視しよう!
多種多様な偽警告が存在している!
知識といっても、ワンパターンの手口を覚えるだけでは不十分です。
なぜかというと、詐欺をする側はいろいろな警告を用意しているからです。
その都度相手側も巧妙に手口を考えてきます。
複数の手口を頭に入れておくのがおすすめです!
表示される内容に加えて、画面上で大きなアラームが鳴るような設計のものもあるなど、ユーザーが驚く警告も存在します。
1つのものにとらわれずに、まずは「疑ってみる」ことが大切なのかもしれません!
スマホの偽警告の手口とは?注意すべきメッセージ!
ここからは、偽物の警告で見られる詐欺の手口を詳しく解説していきます。
実は現時点でも確認できる手口にはいくつもの種類があるんです。
特によく見られる詐欺ケースを4つ見ていきましょう。
- 偽アップデート通知を表示する《アップデート詐欺》
- 「ウイルスに感染しました」と表示する《ウイルス感染詐欺》
- 「懸賞に当選しました」と表示する《懸賞詐欺》
- iPhoneのカレンダー共有機能を悪用した《アカウント追加詐欺》
偽アップデート通知を表示する《アップデート詐欺》
1つ目は「アップデート詐欺」です。これはどういったものなのでしょうか?
簡単に言うと、使っているデバイスに存在するアプリのバージョンアップをするような指示が出るものです。
新しいバージョンのアプリが出れば更新したくなる方は多いので、この心理を利用して詐欺に導きます。
アクセス先に偽物のアプリが用意されています。
それをインストールすることで、さまざまな情報を抜き出されてしまいます。
アプリと全く同じロゴが表示されてもすぐにタップせずに一旦確認すると良いでしょう。見極め方は後ほど紹介します。
「ウイルスに感染しました」と表示する《ウイルス感染詐欺》
2つ目は、「ウイルスに感染しました」といった内容が画面に出る「ウイルス感染詐欺」です。
感染したので、すぐに対処することを煽り、ユーザーを別のサイトにアクセスしたり連絡させたりします。
ウイルスという単語を目にすると、やはり不安を感じる方は多いです。
冷静になれずに表示されたままの情報に流されてしまうので被害に遭う可能性が高くなります。
「懸賞に当選しました」と表示する《懸賞詐欺》
3つ目は「懸賞詐欺」です。
これは文字の通り懸賞に当選したという通知が画面に表示される詐欺として頻繁に見られます。
商品を発送するために、個人情報を入力するページに飛ばされます。
商品が当たるのは、何か「特別感」がありますよね。
これを実感してしまうと冷静になれません。
こういった心理を上手く利用してくるわけです。
iPhoneのカレンダー共有機能を悪用した《アカウント追加詐欺》
4つ目はiPhoneユーザーに見られるもので「アカウント追加詐欺」と言われています。
身に覚えのない予定がカレンダーに表示され、その内容にはURLが含まれています。
ユーザーは驚いてリンク先にアクセスしてしまいがちですが、そのページが詐欺に使用されています。
個人情報を入力させる「フィッシング詐欺」に繋がるケースが多いです。
「フィッシング詐欺」とはサイト上でクレジットカードや住所、氏名、年齢などを入力させ、悪用目的で情報を奪うものです。
カレンダーを共有することでメールアドレスが使用されるわけですが、何らかの反応を示すことでアクティブなユーザーだと認識されます。
その場で詐欺に逢わなくても、その後、他の詐欺目的に利用される可能性もゼロではありません。