【iPhone】カレンダーがウイルスに?!感染通知に注意!対処法も
iPhoneでWebサイトを閲覧していたら、突然「ウイルスに感染しています」や「iPhoneが保護されていない可能性があります」といったカレンダー通知が表示された!という経験はありませんか?
これはiPhoneのカレンダー機能を悪用したスパムで、URLをタップすると個人情報を悪用される危険があり、注意が必要です。
今回は、iPhoneカレンダーのウイルス感染通知スパムの手口や表示された際の対処法について解説していきます!
Contents[OPEN]
- 1【iPhone】カレンダーがウイルスに感染?!慌てる前に確認を!
- 2【iPhone】カレンダーのウイルス感染通知によるスパムの手口とは?
- 3【iPhone】カレンダーのウイルス感染通知が届いたときの対処法
- 3.1スケジュールに記載されているURLはタップしない
- 3.2ブラウザをすぐに閉じる
- 3.3不審な照会カレンダーを削除する
- 3.4不審な参加依頼はスパム報告をする
- 3.5画面が固まったらiPhoneを強制再起動する
- 4【iPhone】普段から備えを!カレンダーのウイルス感染通知を避けるには?
- 4.1どんな手口があるのかを知る
- 4.2不審なカレンダーの照会通知はキャンセルする
- 4.3イベント・カレンダーの参加依頼の受信方法を変更
- 4.4アプリのインストールは慎重に
- 4.5パスワード・認証コードなどは安易に入力しない
- 4.6セキュリティアプリを導入する
- 5カレンダーのウイルス感染通知が届いたら、慌てず冷静に対処しよう!
【iPhone】カレンダーがウイルスに感染?!慌てる前に確認を!
iPhoneのカレンダーがウイルスに感染したと慌てる前に、まずは以下の点を確認しましょう。
iPhoneカレンダーのウイルス感染通知はスパム!
iPhoneを使っていると、突然以下のようなセキュリティ警告を装ったカレンダー通知が表示されることがあります。
- 「ウイルスに感染している可能性があります」
- 「あなたのiPhoneは保護されていません!」
- 「あなたの個人データとプライバシーを保護してください」
突然このような通知が届くと「iPhoneがウイルスに感染したの!?」と心配になってしまうかもしれませんが、これはカレンダー機能を悪用したスパムなので、心配はいりません。
「ウイルスに感染しています!」といって不安を煽り、iPhoneカレンダーにスケジュールを追加させ、そこに記載されたURLをタップさせてフィッシングサイトへアクセスさせるのが真の目的です。
実際にiPhoneがウイルスに感染しているわけではないので、慌てず冷静に対処しましょう。
URLにアクセスしないで!個人情報を悪用される危険あり
ウイルス感染通知によるスパムで追加されたスケジュールには、WebサイトのURLが記載されていますが、これには絶対にアクセスしないで下さい。
URLをタップすると、「iPhoneはウイルスに感染しています」「誰かにオンライン活動を記録されている可能性があります」とさらに不安を煽るような警告画面が表示されます。
そして、ウイルスを駆除するためのアプリのインストールやクレジットカード情報などの個人情報の入力を促されます。
ここで警告画面の指示に従って操作をしてしまうと、入力した個人情報を悪用されたりアプリの高額な利用料を請求されたりといった被害に遭う恐れがあります。
そのため、URLはタップしないで早急に削除しましょう。
【iPhone】カレンダーのウイルス感染通知によるスパムの手口とは?
カレンダーのウイルス感染通知スパムの手口には、主に以下の2種類があります。
- アカウント追加型
- イベント・カレンダー共有型
それぞれの手口を詳しく見ていきましょう。
アカウント追加型
こちらは、Webサイトを閲覧しているときに突然表示されるカレンダー通知で「OK」や「照会」を選択すると、カレンダーにスケジュールが勝手に追加されるという手口です。
カレンダーへ追加されたスケジュールにはURLが記載されていますが、これをタップすると不審なWebサイトにジャンプして、個人情報の入力やアプリのインストールを促されます。
指示に従って操作を進めてしまうと、個人情報を悪用されたりクレジットカード情報を使って勝手に買い物されたりする恐れがあります。
記載されているURLは絶対にタップせず、勝手に追加された不審なスケジュールはすぐに削除して下さい。