iPhone 11のおすすめ設定①「Face ID」

iPhone 11のセキュリティ性能を向上させるのにおすすめなのが「Face ID」です。これはいわゆる「顔認証機能」というもので、iPhoneに顔をかざすだけで本体のロック解除をしたり、支払いやログイン操作のショートカットができるようになります！

iPhone Xより前のシリーズで使用されていた「Touch ID」の代わりとなるシステムです。

ホームボタンが廃止されたiPhone Xシリーズ以降のモデルでのみ使用できます。

顔認証機能でロック解除！

セキュリティやプライバシーの面から、iPhoneにロックをかけている方も多いことでしょう。

通常、ロックを解除するときには数桁のパスワードを入力して解除しますよね。

ですが、「Face ID」を使えば画面に顔をかざすだけでロックを解除できます。

つまりスマホを触る必要も無くなるわけです。

「Face ID」の設定は、本体の「設定」アプリで行うことができます。初めて設定する場合、iPhoneが顔情報をインプットするためにカメラで特定の動作を要求されるので、カメラに顔がよく映る場所で設定を行いましょう。

「Face ID」を利用する際、顔認証を受付けなかったとき用にパスコードも設定する必要があります。

周囲が暗かったりカメラが汚れていたりすると、カメラが顔を認証できない場合があります。

ApplePayの支払い認証などにも使える

一度設定したFace IDは、本体のロック解除以外にも様々なシーンで使えます。ApplePayでの支払い・iTunes・App Store・パスワードの自動入力にもFace IDを使って認証させることが可能です。

一度登録したFace IDは他の認証にも使用できます。

Face IDは本体のロック解除だけの機能と思われがちですが、一番便利なのが各種支払いやパスワードの自動入力のショートカットを行う機能です。

パスワードの自動入力は便利な機能ではあるものの、セキュリティ面の不安から使用していない方もいるかもしれません。

ですが、Face IDを使えばセキュリティ性能をそのままにパスワードの自動入力も行うことができます。

また、電子マネー決済にApplePayを利用する方は、Face IDの登録が必須となります。

ApplePayはiPhoneのタッチと、Face IDの両方を使って決済をする支払い方法です。

Face IDの設定手順

Face IDの設定は本体の「設定」アプリにて行います。メニューの「Face IDとパスコード」を選んで「Face IDをセットアップ」をタップしましょう。

カメラに顔がしっかり移るようにしてiPhoneを構えます。

iPhoneの指示通りの手順で顔情報をインプットしましょう。

これで完了です。

セキュリティをもっと強化するなら「英数字コード」もおすすめ

Face IDは、楽な操作でセキュリティ面も同時にアップさせることができる便利な機能ですが、1つだけ欠点があります。

それは「ロック解除にパスコードも使える」という点です。

Face IDは仕様上、なんらかの原因で顔認証ができないとき、代わりにパスコードを使用してロック解除やログインを行うことになります。

そのため、iPhoneのパスコードやログインIDが誰かにバレたら、不正利用を防ぐ手段にFace IDは有効ではなくなります。

セキュリティアップを望むのであれば、Face IDの設定と同時に「英数字コード」を設定するのがおすすめです。

英数字コードは単純な数字だけのパスコードよりもバレにくいのが特徴で、簡単に設定ができます。

「設定」アプリの「Face IDとパスコード」から「パスコードを変更」をタップしましょう。

旧パスコードを入力して「パスコードオプション」をタップ、「カスタムの英数字コード」を選択します。後は好きなパスコードを設定して完了です。

英数字コードは数字のみのコードよりも忘れやすい点に注意しておきましょう。

なにかメモ用紙などにパスコードを控えておくのがベターです。