【iPhone】フルバックアップをしたい!方法とできないときの対処法を解説!
Contents[OPEN]
- 1【iPhone】フルバックアップはどんなときに必要?《基礎知識》
- 2【iPhone】フルバックアップを取る前に!《事前準備》
- 2.1使用する端末を最新にアップデートして
- 2.2Apple ID・パスコードは忘れずに
- 2.32ファクタ認証への対策をしよう
- 2.4アプリのバックアップは引き継ぎ方法を確認しよう
- 2.5充分な容量を確保して
- 3【iPhone】フルバックアップを取る方法《クイックスタート》
- 4【iPhone】フルバックアップを取る方法《iTunes》
- 5【iPhone】フルバックアップを取る方法《iCloud》
- 6【iPhone】フルバックアップを取る方法《画像》
- 7【iPhone】フルバックアップを取る方法《Androidからの場合》
- 8「iOSに移行」アプリの使い方
- 9【iPhone】フルバックアップが上手くできないときは
- 9.1iPhone・PCの再起動する
- 9.2【iCloud】iPhoneを電源に接続して
- 9.3【iCloud】容量が不足しているかも
- 9.4【iCloud】通信環境が不安定
- 9.5【iTunes】ケーブルの接続を確認しよう
- 10フルバックアップを小まめに行うことで、より快適なiPhoneライフを♪
バックアップを復元する方法
元のiPhoneのバックアップが完了し、新しいiPhoneの用意ができたらいざバックアップの復元を行っていきましょう。
まず、復元をさせたいiPhoneの初期化を行います。
操作方法は以下の通りです。
iPhoneの「設定」から「一般」、さらに「リセット」を選択すれば初期化の操作が可能です。
リセットを選択すると、いくつかの候補が出てくるのでiPhoneを新しいものへ機種変更する際には「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択します。
すると、「iPhoneを消去」が出てくるのでこれを選択し、その後AppleIDパスワードを入力すればリセットが完了です。
リセットの完了後、初期設定画面として言語の設定画面などが出てきます。
その手順に従って選択を行い、最後に「iTunesバックアップから復元」を選択します。
PCとiPhoneをケーブルで接続すれば復元が実行されます。
iTunesを使うメリット・デメリット
iTunesを使用してバックアップを行うとiPhone内の大容量のデータなどもバックアップが取れるというメリットがあります。
PCの容量により移すことのできるデータ容量も異なってくるので、格安PCなどデータ容量が少ないPCを使用している人は注意が必要です。
が、それでもiCloudの無料データ容量5GBよりも多いものが一般的です。
写真や動画のデータが多い人には安心かもしれません。
また、iTunesを使用して行うバックアップではWi-Fi環境が無くても大丈夫なので、自宅にWi-Fiがないという人や通信環境に心配がある人には嬉しいポイントだと思います。
ただ、iTunesを利用したバックアップは必ずPCが必要になるので、持っていない人はこの方法を使えないという点はデメリットと言えるでしょう。
PCを持っていてもそのPCを破損や紛失してしまった場合にはせっかくバックアップを取っていても復元することができます。
古いPCしか手元にない場合などには避けておいた方がいいかもしれませんね。
【iPhone】フルバックアップを取る方法《iCloud》
次にiCloudを利用した、フルバックアップの取り方を紹介します。
iCloudでバックアップを取ることのメリットは、なんといってもiPhone1台だけ、他のデバイスがなくてもバックアップを取ることができる点です。
iCloudでバックアップすることができるデータとできないデータ
iCloudでバックアップができる項目は下記内容となります。
- 写真や音楽、ビデオなどのデータ
- キャリアメールやSMSのメッセージ
- アドレス帳
- ダウンロード済のアプリ
- ホーム画面上のアプリの位置
- メモ
iTunesを利用して実行するバックアップ方法と比較すると、復元することのできるデータの種類が若干少なくなるものの普段iPhoneを利用する分には困らない程度の項目はバックアップを取ることが可能です。
iCloudを利用したバックアップ方法で、バックアップデータを保存できない内容は下記項目です。
- 直接iBooksからダウンロードしたPDF
- iTunesを利用して同期を行ったコンテンツ(音楽や画像、動画データなど)
- TouchID、FaceIDの設定データ
- アプリ内に保存されているデータ(LINEなどのSNSデータ、Gmailのメールデータなど)
- ヘルスケアに保存されているデータ
- 通話履歴
バックアップを取る方法
iCloudでのバックアップを取る際には、まずiCloudの初期設定が必要になります。
この初期設定をする際にはAppleIDが必要になるので、取得を行ったうえで始めるようにしてください。
iCloudの初期設定は、iPhoneからできます。まず、iPhoneの設定からiPhoneにサインインを選択します。すると、次の画面でAppleIDとパスワードの入力が求められるのでこれを入力、そのあとサインインを押して設定が完了です。
再度iPhoneの設定より確認を行うと、自分が設定した名前が出ていることを認識できると思います。
設定が完了したら、いよいよバックアップを取っていきます。
iCloudを利用してフルバックアップを取る際、Wi-Fi環境が必要になります。
安定したWi-Fi環境がないと、うまくバックアップが取れない原因になるので、カフェや公園などのフリーWi-Fiではなく自宅や職場のWi-Fiなど安定したネットワーク環境で行うことをオススメします。
iCloudでのバックアップはPCなど他のデバイスは必要ありません。手元のiPhone1台で行うことが可能です。
iPhoneの設定画面より自分の名前を選択してください。
その後、「AppleID」にある「iCloud」を選択します。
「ICLOUDを使用しているAPP」という項目の下の方に「iCloudバックアップ」という項目があるので、ここをオンに設定します。
iCloudバックアップをオンに切り替えると、「今すぐバックアップを作成」ボタンが出てきくるのでそこをタップすると、バックアップが開始され完了するとバックアップ時間が表示されます。
Wi-Fi環境や、データの容量により所要時間は変動するので注意してください。
また、iCloudの無料データ容量は5GBとなっています。5GBを超える容量の場合には、iCloudのストレージ容量を増量する必要があります。
- 50GB…月額130円
- 200GB…月額400円
- 50GB…月額1300円
出典: iCloud のストレージプランと料金 – アジア太平洋
容量が超えてしまっている場合には、バックアップは失敗してしまいます。
バックアップを開始する前に、自分のiPhone内のデータ容量を確認しておく方が無駄がありません。
バックアップを復元する方法
次に、保存した古い機種のバックアップデータをもとに新しいiPhoneへの復元を行う手順を説明しましょう。
iCloudを利用して新しい機種へ復元する場合にも、iTunesと同じくまずはiPhoneの初期化が必要です。
手順は同じく、IPhoneの設定→「一般」→「リセット」より操作が可能です。
初期化が完了すると、言語選択画面が表示されるので、画面指示に従って選択、最後に表示される設定画面で「iCloudバックアップから復元」が出てくるのでこれを選択してください。
AppleIDとパスワードを入力するとAppleID認証コードが新しいiPhoneに届くのでそのコードを入力し、利用規約の同意画面へ移行します。
iPhoneで行ったバックアップの履歴データが表示されるので、復元させたい履歴のバックアップのデータを選択するとiCloudからの復元が開始します。
復元が完了すると次にホーム画面へ移ります。
そして、バックアップを取っていたアプリのダウンロードが開始されるので、そのダウンロードが終われば無事復元は完了になります。