【Windows 10】「デバイスに到達できません」とエラーが出る！原因は？

ここまで、iPhoneから写真や動画を「iTunes」を経由せずにパソコンに取り込む操作方法を紹介しました。

複雑な操作は特になく、パソコンがiPhoneを認識し保存されているデータを読み込めれば、パソコンへの取り込みは簡単に行えることが分かったと思います。

「iTunes」を経由した方法も同様です。

では、どうしてユーザーの間でiPhoneから画像などのデータをパソコンに取り込む際に「デバイスに到達できません」という警告メッセージが出てしまうのか、これから考えられる原因を6つ紹介します。

Apple純正ケーブルを使用していない

まず使用しているUSBケーブルに問題がある可能性があります。

Apple純正のLightingケーブルは少し値段が高いため、市販されているiPhone対応のUSBケーブルを使用しているユーザーはたくさんいます。

ただiPhoneの充電はできてもパソコンに読み込ませることができないという問題がよく起こります。

純正のケーブルを使ってパソコンがiPhoneを認識できるか確認しましょう。

iPhoneのドライバが古い

考えられる別の原因は、iPhoneのドライバが最新の状態にされていないことです。

Windows 10搭載のパソコンはAppleが販売するMacとは違い、互換性が最初からあるわけではありません。

iPhoneや他のApple製品をUSBケーブルで接続してWindows 10搭載のパソコンに読み込ませるためには、専用のドライバをインストールしなければなりません。

デフォルトでiPhoneのドライバはインストールされていますが、最新の状態にアップデートされていないとiPhoneを認識できないため、写真や動画の取り込みが行えません。

PCの空き容量が不足している

写真や動画をパソコンに取り込むためには、パソコンのストレージに十分なスペースがなければなりません。

取り込もうとしている写真や動画の容量以上のスペースがパソコンのストレージになければ、取り込みを拒否される場合があります。

iTunesやデバイスのバージョンが古い

多くのiPhoneユーザーはパソコンにデータのバックアップを作成するために「iTunes」を利用しますが、使用している「iTunes」のバージョンが古くアップデートされていなければ写真や動画の取り込みが行えない場合があります。

またWindows 10がアップデートされていないために写真や動画がiPhoneから取り込めないことも考えられます。

通信環境が悪い

写真や動画をiPhoneからパソコンに同期させる際に、USB接続ではなくWi-Fi同期を設定して行おうとして上手くいかなければ、原因はインターネット環境にある可能性が高くなります。

誰でも利用できる安全性の低いフリーWi-Fiではなく、自宅など限られた人しか接続できない安全で通信速度が十分なWi-Fiに接続して作業を行ってみましょう。