iPhoneのカメラの画素数をまとめて紹介!
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iPhoneのカメラは画素数が全てじゃない!性能を決めるポイントは?
iPhone 6からiPhone 12 Pro Maxまでの全モデルの画素数を紹介しましたが、iPhone SE(第1世代)から最上モデルであるiPhone 13 Pro Maxまで、背面カメラの画素数が変わっていないことに気づかれたと思います。
iPhone SE(第1世代)が販売されたのが2016年3月31日なので、4年以上も背面カメラの画素数を全く変えていないということになります。
画素数が大きければ大きいほど良いという訳でもない
4年以上も背面カメラの画素数を変えていないからといって、iPhoneのカメラ性能は4年前と比べ全く向上していないというわけではありません。
むしろはるかに向上しています。
ではiPhoneのカメラ機能を引き上げているものは何でしょうか。
これからiPhoneのカメラ機能の向上に寄与している5つの機能を紹介します。
「ハイダイナミックレンジ」
最初に紹介するのは「ハイダイナミックレンジ」機能です。
「ハイダイナミックレンジ」はiPhone 4がリリースされたときに初めて追加された機能で、現在でもiPhoneの主要なカメラ機能として活躍しています。
「ハイダイナミックレンジ」機能は、明るさが違う複数の写真を合成し、見た目に最も近い画像を作成する画期的な機能です。
「F値」
次に紹介するのは「F値」です。
「F値」とは「被写界深度」と呼ばれるもので、写真の焦点が合っているように見える被写体側の距離の範囲を指して用いられます。
「F値」を変えることにより対象物の背景をぼかし、対象物を際立たせて撮影できます。「F値」の変更機能はiPhone XS以降のモデルで利用でき、F1.4からF16まで変更できます。
「ノイズ」」
次に紹介するのは「ノイズ除去」機能です。
「ノイズ」とは写真のざらつきのことを言います。
この記事で少し触れた点ですが、画素数が大きく光の取り込みが十分に行えない低感度のカメラには写真のざらつき、つまりノイズが残ってしまします。
一般的に言われるのは、高感度がIOS 800からノイズが出ます。iPhoneに写真撮影後の編集でノイズを除去する機能が付いているので、ざらつきのない写真に仕上げられます。
「AI機能」
次に紹介するのは「AI機能」です。
iPhoneのAIと聞くと「Siri」のことを想像しますが、「Siri」以外にもAI技術が活用されています。
その1つがカメラです。
画像処理能力や背景のぼかし、また人の顔をより美しく見せることなど、AI機能が使用されているおかげで能力が格段に上がりました。