「全指向性」「単一指向性」の違い

マイクには「指向性」という要素があります。これは、マイクが「どの範囲までの音を拾うか」というものです。「カラオケに使うマイク」と「音声レコーダー」を例に出してみましょう。

カラオケでマイクを使って歌う際、自分の声以外の合いの手やタンバリンの音を、マイクが拾うことはないです。こういった「一方向からの音だけを拾う」ことを「単一指向性」と呼びます。

一方で、音声レコーダーを使って録音した場合、録音中の周囲の音を全て拾ってくれます。このような「周囲の音全てを拾う」マイクを「全指向性」もしくは「無指向性」と呼びます。

外付けマイクを選ぶ際は、商品の説明欄に、どのタイプの指向性を持ったマイクなのかをチェックしておきましょう。テレワークやオンライン会議などに使うなら「単一指向性」、広い場所での動画撮影なら「全指向性」がおすすめです。

「ウインドスクリーン」があるか

録音には「ノイズ」がつきものです。ノイズの少ない音を録るには「ウインドスクリーン」をかぶせるとクリーンな音を収録できます。マイクの周りについているあのスポンジの「ポンポン」がウインドスクリーンです。

音楽やクリーンな音の収録を行いたいなら「ウインドスクリーン」が付いているマイク、もしくは別売りのウインドスクリーンを購入することをおすすめします。

【iPad】本格的な録音におすすめの外付けマイク

では最後に、iPad用のおすすめ外付けマイクをご紹介します。最近の外付けマイクは、1つの用途だけでなく様々なシーンに対応できるよう設計されているものなどバリエーションがたくさんです。

尚、近年の新型モデルのiPadでは、3.5mm接続端子のイヤホンジャックが廃止されたモデルもあります。なので今回ご紹介するのは新旧どちらのiPadでも使える「Lightningタイプ」という、充電端子を使うモデルのみのご紹介となります。

RODE Microphones ロードマイクロフォンズ VideoMic ME-L 超小型コンデンサーマイク

Lightning接続端子型の小型ガンマイクです。単一指向性なので、近距離中距離のピンポイント録音を得意としています。インタビューやテレワーク、スポットでの動画撮影におすすめです。

ウインドスクリーンも付属しています。外での使用を想定した場合でも対応できるのも魅力です。Appleの公式ストアで販売もしているので、動作不良などの心配もありません。

RODE Microphones ロードマイクロフォンズ VideoMic ME-L 超小型コンデンサーマイク

¥ 11,880（税込）

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Zoom ズーム XYステレオマイクロフォン iPhone/iPad用 iQ6

変形機構によって様々なシーンの録音に対応できる、高性能ステレオマイクです。2基備えられているステレオマイクが特徴で、マイクの角度を調整することによって録音範囲を切り替えることが可能です。

録音範囲は、指向性をより音源に絞った「90°ステレオ」と、広い範囲の音を拾える「120°ステレオ」の2つのモードがあります。専用の設定アプリのリリースされており、感度などのかなり細かいレベルの調整も行うことも可能です。

Zoom ズーム XYステレオマイクロフォン iPhone/iPad用 iQ6

¥ 18,000（税込）

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Shure MOTIV MV5 Digital Condenser Microphone Mac/Windows/iPhone/iPad MicroB-Lightning コンデンサーマイク

Lightning接続端子型の小型卓上コンデンサーマイクです。近距離、中距離の録音に関しては高い性能を誇っており、高音質での録音も可能にしています。卓上型なのでハンズフリーなのも嬉しいポイントです。テレワークや歌の収録、画面前スポットの動画撮影などに使うとよいでしょう。

Shure MOTIV MV5 Digital Condenser Microphone Mac/Windows/iPhone/iPad MicroB-Lightning コンデンサーマイク

¥ 13,970（税込）

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