どうしてもの場合は店舗に電話してみる

事情が変わって料理を受け取れないなど、どうしても注文をキャンセルしたい場合には、お店に直接電話をする必要があります。

その際は、注文者名、注文番号を伝え、返金対応の有無についても確認しましょう。

キャンセルの手順としては、注文した店舗に連絡すると、店舗から出前館の拠点に連絡が入り、出前館が注文のキャンセルを確認します。

その後、出前館から注文者に連絡があり、キャンセルが完了します。

キャンセルが可能なのは、店舗側の事情や配送が大幅に遅れた場合のみになり、この場合は代金が返金されますが、注文者の都合によるキャンセルは返金されませんので注意しましょう。

返金はどうなる？

出前館の注文のキャンセルによる返金処理は、決済方法によって異なります。

代金を渡していない現金決済の場合には、返金はありません。

出前館で注文をしてクレジットカード決済をした場合には、クレジットカード会社を通じて後日返金になります。この場合、おおよそ当日か翌日中に返金されるようです。

デビットカードを利用した場合の返金は、会社によって異なります。時間がかかる場合もありますのでこまめに確認しましょう。

PayPay、LINE Pay、Amazon Pay、Apple Payの決済の場合にも、多くは当日か翌日中に返金されます。

ポイントを利用して決済した場合、決済の一部にポイントを利用した場合には、５～７日ほどでポイント返還されます。クーポンを利用した場合には、クーポンの返還はできない場合があります。

出前館の配達が遅い？他にもデリバリーサービスはあるよ

出前館は国内最大級の出前注文サイトです。

出前注文を受けるシステムと同時に、全国各地の配達代行拠点から、接客・運転技術等の基準を満たしたデリバリースタッフが料理を配達しています。

料理を崩さずに温かいままに配達するノウハウがあり、麺類向けの容器を開発するなど、デリバリーの品質へのこだわりも持っているサービスです。

しかし、「配達が遅い」という理由をはじめ「自宅のあるエリアではあまり対応していない」「お気に入りのお店が加盟していない」などの理由で、出前館のサービスが利用しにくい場合には、他のサービスを利用することもできます。

近年、デリバリーサービス業界には多くの企業が参入しており、海外のサービスが日本上陸するなど注目を集めていますので、他のデリバリーサービスをいくつか紹介していきましょう。

Uber Eats

「Uber Eats」はアメリカの配車サービスUberが手掛けるフードデリバリーサービスです。

スマホやPCから料理の配達の注文ができ、個人店からチェーン店までさまざまなジャンルのお店を利用できます。

世界の都市で展開しているサービスで、日本でも配送エリアを拡大中。2021年からは全47都道府県でサービスを提供しています。すべての都道府県で利用できるとはいえ、配送エリアではない地域もあります。

Uber Eatsの配達はすべて配達代行が行っています。

出前館のようなデリバリー専用容器などはありませんが、配達対応時間が比較的長いことに特徴があります。

Uber Eatsでも日時指定ができます。店舗の営業時間内であれば30分単位で1週間先まで希望の時間を設定可能です。

ただし、予約注文不可の店舗の場合は「日時を指定」が表示されなくなります。

DiDiフード

「DiDi Food」は、2020年6月に大阪でサービスを開始したフードデリバリーサービスです。

母体は中国発の配車プラットホーム会社DiDi Chuxing（滴滴出行）であり、日本国内でも配達エリアを拡大しています。

2022年1月現在、利用可能なエリアは大阪、福岡、兵庫、広島、京都、愛知、沖縄、宮城、奈良、静岡の一部です。

DiDi Foodのアプリからは配達状況をマップ上で確認することができます。

DiDi Foodでは配送時間を指定や日時指定の予約注文はできません（2022年2月現在）。

配達が遅い理由を知ればスムーズに対処できる

注文をしたのになかなか配達が到着しないと、どうしたらいいのかと困りますよね。

配達が遅いときには、「混んでいる時間帯」「配達員が見つからない」「道に迷っている」「交通状況がよくない」「届いているのに気づいていない」など、いくつかの理由が考えられます。

事前に配達が遅くなる場合を知っておくことでその状況を回避することができますし、適切な対処法を知っておくことで、イライラや不安もすぐに解消されることでしょう。

出前館アプリではマップで配送状況も確認できるようになっています。

状況を把握できることで、より快適に出前館を利用することができそうですね。