スマホの正しいクリーニング方法を解説!便利アイテムから注意点を紹介
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綿棒を使って掃除する
大まかなホコリを取り除いた後は、綿棒を使ってさらに細かなホコリを掃除していきましょう。
綿棒を使って掃除する際のコツですが、綿棒の先を「ほんの少しだけ水で湿らせる」と効果的に掃除することができます。
乾いたままゴシゴシしてしまうと綿棒の綿が余計に詰まってしまうことになりかねませんが、少し湿らせることでそれを防ぐことが可能です。
湿らせる際には「無水エタノール」があればそれを使うのがベストです。
もしない場合には水道水でも問題はありませんが、濡らしすぎには注意しましょう。
指の腹に水滴を乗せて、適量を染み込ませるようなやり方をすると良いかもしれません。
練り消しを使う
さらに練り消しを使うことでホコリを取り除くという方法もあります。
この方法を取るためには、比較的大きな練り消しが必要になります。
小さすぎるとスピーカーの穴に入り込んでしまう危険があるので注意しましょう。
適度な大きさの練り消しを作ったら、スピーカーの穴の上で転がすことでホコリを取り除くことができます!
これなら消しゴムがあればできるので簡単な方法ですね。
「さすがに練り消しを使うのはちょっと…」と思われる方には、同じような製品として「掃除用のスライム」というものが販売されているので、そちらもおすすめです!
用途としては練り消しと同じように、隙間に入り込んだホコリを絡め取るために使うものになります。
身近にあるものを活用したい場合には「練り消し」を、より本格的な掃除がしたい方には「スライム」をおすすめします!
スマホのクリーニングで注意すること
基本的な掃除方法を解説してきましたが、次にスマホのクリーニングに関して注意しなければならない点を考えていきましょう。
NGな方法とその理由をしっかりと把握しておけば、間違えた方法でお手入れすることを避けることができます。
ぜひ参考にしてくださいね!
ティッシュの乾拭きはNG!
まず覚えておきたい点として、特にディスプレイの掃除に関してですがティッシュでの乾拭きはNGです!
液晶面の掃除をする際には、上で解説したクリーニングクロスのような「柔らかい布」で行うことが大前提となります。
私たち人間が使う場合にはあまり気にならないかもしれませんが、ティッシュというのはディスプレイの掃除には「硬すぎる」材質なんです。
なので、ティッシュでゴシゴシと掃除すると、液晶を傷をつけてしまうことになりかねません。
メガネをティッシュで掃除しないのも同じ理由です。
メガネ用のクロスがわざわざ付いてくるのには、それなりの理由があるんですね。
しかもティッシュで乾拭きすると静電気が発生するので、余計にホコリやらティッシュのクズやらがついて見た目も悪くなってしまいます。
除菌シートはスマホ用を使おう
先ほど「液晶用除菌シート」をご紹介しました。
「それなら家庭用のアルコールを含ませて拭けば良くない?」と思われるかもしれませんが、家庭用のアルコールでディスプレイを拭くことはあまりおすすめしません。
なぜなら特殊な加工が施されているディスプレイの場合、アルコールを使って拭くとコーティングを傷めてしまう恐れがあるからです。
「ニスの塗ってある木材にアルコールを使うとニスが溶けてしまう」というのは有名な話ですが、それと同じことが液晶にも起こり得ます。
もちろんアルコールで拭いたからといってすぐにムラができたりするわけではありませんが、液晶に施されている「防指紋コーティング」などが剥がれてしまうので注意が必要です。
その点、市販されている液晶用の除菌シートは「ノンアルコールタイプ」なので、コーティングへのダメージを心配することなく掃除をすることができます!
接続端子に歯ブラシなど硬いものは危険
間に詰まった細かなホコリを取り除くのにブラシを使いたいと思うことがあるかもしれませんが、充電コネクターやイヤホンジャックなど「接続端子」を掃除する時には注意しましょう!
スマホ側の端子をブラシで傷つけてしまうと、最悪の場合「データのやり取りができない」とか「充電がうまくいかない」といった不具合に繋がりかねないからです。
端子に傷をつけないように、やはり綿棒を使うなどして丁寧な掃除を心がけましょう!