iPhoneには補聴器として利用できる機能があることをご存じでしょうか？

ライブリスニングと呼ばれる機能です。

ライブリスニング機能を使えば、会議中に席を外さなくてはならない場合も、外から会議の内容を聞き取ることができます。

また、視聴したいテレビ番組の内容を台所で家事しながら楽しむこともできます。

この記事では、iPhoneのライブリスニング機能の設定方法や使い方、また注意すべきことなどについて紹介します。

ライブリスニングってどんな機能？

ライブリスニングは、iPhoneの「アクセシビリティ」機能の一部として搭載されているものです。

iPhoneの「アクセシビリティ」とは、視覚や聴覚、身体機能に障害を持つユーザーでも、iPhoneを問題なく利用できるようにする補助機能です。

ライブリスニングがiPhoneの「アクセシビリティ」機能の一部であるからといって、聴覚に問題のあるユーザー限定の機能というわけではありません。

使い方さえ分かれば、すべてのiPhoneユーザーの生活がより便利になります。

ライブリスニングとは

ライブリスニングとは、iPhoneのマイクを通して拾った音声をAppleのワイヤレスイヤホンであるAirPodsを通して聴ける、iPhoneの補聴器機能のことです。

最近、耳の聞こえが悪くなったという人であれば、補聴器として活用できます。また、iPhoneの周囲で聞こえる音声をiPhoneから離れた場所で聴くことができるため、聞き漏らしを防ぐこともできます。

iOS14.3 以降が必要

iPhoneのライブリスニングを使用するにはAirPodsが必要です。

さらに、AirPodsと接続するiPhoneのiOSがiOS 14.3以降を搭載していなければなりません。

iOS 14.3へのアップデートに対応していない機種を持っているなら、この機会に機種変更することをオススメします。

iOS 14.3へのアップデートが可能な機種であれば、アップデートしてライブリスニング機能を使える状態にしましょう。

iOSのアップデート方法は、次の通りです。

ホーム画面の「設定」アプリを開き、「一般」をタップしてください。

「ソフトウェア・アップデート」をタップしましょう。

アップデートがある場合は「ダウンロードしてインストール」をタップしiOSを更新してください。

iPhone・iPod touch・iPadで使える

ライブリスニングが利用できる対応デバイスはiPhone、iPod touch、iPadなど、iOS 14.3の搭載が可能なすべてのApple製品です。