iPhoneとパソコンを初めて接続すると「このコンピュータを信頼しますか？」という警告が表示されるようになっています。

iPhoneとパソコン間でデータを転送するにはiPhoneで「信頼」をタップする必要がありますが、初めて接続したのに警告が表示されない場合があります。

また、間違って「信頼」をタップしてしまってやり直したいけど、再表示の仕方が分からないという人も多いでしょう。

今回は「このコンピュータを信頼しますか？」がでないときの対処法や、再表示する方法について解説していきます。

【iPhoneとパソコン】「このコンピュータを信頼しますか？」がでない

まずは、「このコンピュータを信頼しますか？」はいつ表示されるのか、「信頼」や「信頼しない」を選択するとどうなるのかなどの基本をおさらいしておきましょう。

「このコンピュータを信頼しますか？」とは

「このコンピュータを信頼しますか？」とは、iPhone・iPad・iPod Touchとパソコンに初めて接続した際に表示される警告です。

ここでは「信頼」と「信頼しない」のいずれかを選択する必要があります。

「信頼」を選択した場合は、パソコンからiPhoneのデータ（写真や連絡先など）へアクセスしたり、iTunesで同期やバックアップの作成を行ったりできるようになります。

逆に「信頼しない」を選択した場合は、iPhoneへのデータへのアクセスやiTunesでの同期・バックアップの作成が行えなくなります。

ただし、USBケーブルでiPhoneとパソコンを接続してiPhoneの充電を行うことなら可能です。

「信頼」を選択すると警告が表示されなくなる

「このコンピュータを信頼しますか？」の警告で「信頼」を選択すると、以降はそのパソコンを信頼し続ける設定となります。

そのため、後日同じパソコンにiPhoneを接続しても「このコンピュータを信頼しますか？」の警告は表示されません。

逆に「信頼しない」を選択した場合、その信頼設定は一時的なものなので、後日同じパソコンに接続すると再び「このコンピュータを信頼しますか？」の警告が表示されます。

接続しているパソコンを信頼しても良いか迷ったときは、とりあえず「信頼しない」を選択しておけば安心です。

消した警告をもう一度出すには

「このコンピュータを信頼しますか？」の警告で「信頼」をタップすると、そのパソコンは信頼されたものだと認識され、後日同じパソコンに接続しても警告は表示されなくなります。

しかし「信頼しない」をタップするつもりだったのに、間違って「信頼」をタップしてしまったから、警告を再度表示させたいというケースもあるかもしれません。

その場合は、iPhoneで「位置情報とプライバシーをリセット」を実行してください。

そうすれば、パソコンに接続したときに再度「このコンピュータを信頼しますか？」が表示され、信頼するか選択できます。

「位置情報とプライバシーをリセット」を実行するには、まず「設定」アプリを起動します。

「一般」をタップしましょう。

「転送またはiPhoneをリセット」をタップしてください。

「リセット」をタップします。

「位置情報とプライバシーをリセット」をタップしましょう。

iPhoneで設定したパスコードを入力して下さい。

確認画面が表示されたら、「設定をリセット」をタップします。

これで、リセット完了です。

iPhoneとパソコンをUSBケーブルで接続すれば、「このコンピュータを信頼しますか？」の警告が再表示されます。