メールに添付するとパケット通信量がかさむ

iPhoneで撮影したサイズの大きな写真をメールに添付して送ろうとする場合、パケット通信量がかさむというデメリットも見過ごすことができません。

「家のWi-Fiを使ってメールを送る」というケースであれば問題ありませんが、スマホの電波を使ってサイズの大きい写真を送る際には注意が必要です。

前述の「KB・MB・GB」というアルファベットがここで役立ってきます！

例えば、スマホの通信容量が「1GB」だったとしましょう。

サイズの大きな写真ということで「1枚10MB」の写真をやり取りする場合、どうなるでしょうか？

「1GB＝1000MB」なので、100枚のやり取りをしたらそれだけで通信容量がいっぱいになってしまいます！

「サイズが大きな写真を数枚送る」程度であれば気にする必要はありませんが、「何十枚と写真を送ったり・頻繁に写真の送受信をする」というケースにおいてはデメリットになり得るので、注意してください！

本体の容量を圧迫する

写真のサイズが大きいと生じるデメリットは、本体の容量が圧迫されるという点です。

最近ではiPhoneの容量も増加傾向にあると言えます。

以前では「16GB」なんて容量のiPhoneも売られていましたが、今となっては「128GB」や「512GB」という、パソコンと同程度の容量を備えるiPhoneが少なくありません。

カメラの進歩に伴って「高画質の写真が容量を圧迫するから」という側面も影響していることでしょう。

こうした点からも分かるように、ファイルサイズの大きな写真はiPhoneの容量にも影響を及ぼすので注意してください！

数百枚程度の写真を保存するくらいであれば気にすることはありませんが、「1枚10MBの写真を1万枚保存する」となると、それだけで100GBを消費することになってしまいます。

Instagramなどを本格的にやっている人は、あっという間にそれくらいの写真を撮ってしまうかもしれません。

しかし、サイズが大きいままで保存しておくとiPhoneの容量が圧迫されますので注意してください！

【iPhone】撮影前に写真のサイズを変更する方法

iPhoneデフォルトの「カメラ」アプリを使って、写真を撮影する前に「横:縦」のサイズを変更することができます。

これはiPhoneのどの世代を使っているかで操作方法が若干異なるようです。

iPhone11以降のシリーズを使っている人は以下の手順で行うことができます。

カメラアプリを立ち上げましょう。

「写真」を選択します。

画面を上にスワイプします。

画面下部に出てくる「4:3」を選択する。

自分の好みの横:縦の比率を選択しましょう。

これで従来の「3:4」という縦長サイズの写真だけでなく、「16:9」という横長サイズの写真を撮ることが可能です！

【iPhone】写真のサイズを変更する方法《カメラロール》

ひとつ前の項目で紹介した方法でも写真のサイズ変更を行えますが、写真を撮る時って一刻を争う場面が多いですよね。

たった一瞬のシャッターチャンスを逃さないために、「写真を撮る前に設定をいじっている暇はない！」というシーンも多いことでしょう。

でも安心してください。

写真を撮った後でも、iPhoneのカメラロールから写真のサイズを変更することができます！

カメラロールから写真のサイズを変更する2つの方法を紹介しますね。

編集機能で変更する方法

1つ目の方法は、カメラロール内の「編集」機能で変更するという方法です。

iPhoneデフォルトの「写真」アプリを立ち上げ、カメラロールからサイズを変更したい写真を選択します。

次に以下のステップで簡単に編集が可能です！

「編集」を選択します。

「トリミング」を選択します。

「画面サイズ」のアイコンを選択します。

好みの画面サイズを選択してください。

「iPhoneで3:4の比率で写真を撮ったけど、MacBookで見るために16:9に直したい！」といった時に、この方法で写真をリサイズしましょう！

スクリーンショットで変更する方法

もう1つの方法は、さらに簡単です。

スクリーンショットを使って写真のサイズを変更する方法です！

この方法は「被写体の周りに余計なものが映り込んでしまった！」という時に役立ちます。

例えば、この花の画像を例にとって説明します。

下の方にあるこの花を大きく写した写真が欲しいとします。

その場合は写真をピンチインして拡大し、その状態でスクリーンショットを撮れば完成です。

写真の「横:縦」のサイズは「3:4」のままで、欲しい被写体だけを拡大させることができます！