【Instagram】著作権侵害に注意!具体例からわかる安全な投稿方法
Contents[OPEN]
- 1【Instagram】著作権にひっかかるものは?
- 1.1著作権の対象は「創作性のあるオリジナル作品」
- 1.2【音声作品】歌・音楽・録音した音声など
- 1.3【視覚作品】写真・イラスト・動画・テレビ番組・映画など
- 1.4【執筆作品】記事・本・台本・楽譜など
- 2Instagramの著作権保護の対象にならないものは?
- 3【Instagram】著作権を侵害する投稿内容とは?
- 3.1他人が投稿した写真や動画
- 3.2自分以外の人が映る写真や動画
- 3.3ブランド名やロゴが写っている写真
- 3.4アニメ・芸能人の写真
- 3.5購入した音楽やイベントなどのBGMが流れる動画
- 3.6ショップ・カフェで撮影した写真や動画
- 4【Instagram】著作権に引っかかるとどうなる?
- 5【Instagram】著作権を侵害せずに投稿する方法
- 6著作権侵害に注意してInstagramを利用しよう!
【Instagram】著作権を侵害する投稿内容とは?
Instagramで以下のような写真・動画を投稿すると、著作権侵害にあたる可能性があります。
- 他人が投稿した写真や動画
- 自分以外の人がうつる写真や動画
- ブランド名やロゴがうつっている写真
- アニメ・芸能人の写真
- 購入した音楽やイベントなどのBGMが流れる動画
- ショップ・カフェで撮影した写真や動画
それぞれ詳しく見ていきましょう。
他人が投稿した写真や動画
他人がInstagramに投稿した写真・動画をダウンロード・スクショして、無断で自分のアカウントで投稿した場合も著作権侵害にあたります。
きちんと引用元のアカウントを表示・タグ付けしていたとしても、相手の許可をとっていなければ著作権を侵害していることに変わりありません。
無断で投稿した写真・動画に人物が映っていた場合は、著作権だけではなく肖像権の侵害にもあたります。
ちなみに、自分が映っている写真・動画であっても、写真・動画の著作権は撮影した人が持っているので、著作権を持つ人の許可を得てから投稿しないと著作権侵害になります。
他人が投稿したお気に入りの写真・動画を自分のアカウントにも掲載したい場合は、必ず投稿者からの許可を得てから投稿してください。
自分以外の人が映る写真や動画
自分以外の人が映る写真や動画をInstagramで投稿したい場合は、写真・動画に映っている全員の許可を得る必要があります。
自分が撮影した写真・動画であれば著作権は自分にあるので著作権侵害にはなりませんが、映っている人全員の許可を得ずに投稿すると肖像権・プライバシーの侵害になります。
友達や家族と一緒に撮影した写真・動画をInstagramで投稿する際は、事前に映っている人全員の許可を得てから投稿するようにしましょう。
許可を得られなかった人がいた場合はその写真・動画の投稿をやめるか、その人が映っている部分をカットしてから投稿するようにしてください。
ブランド名やロゴが写っている写真
有名なブランドの名前やロゴが映っている写真を無断で投稿すると、著作権や商標権の侵害にあたる可能性があります。
著作物として認められているロゴや、商標登録されているブランドの名前・ロゴが写真に映り込んでいた場合は、基本的に著作者・商標権者からの許可を得る必要があります。
ただ、単にブランド名やロゴが映っている写真を無断でInstagramに投稿した程度では、著作権・商標権侵害で訴えられることはまずありません。
著作権・商標権侵害で訴えられる可能性が高いのは、以下のようなブランド名やロゴの使用方法に問題がある場合です。
- ブランド名やロゴを勝手に使用した商品をInstagram上で販売した
- 第三者が誤解してしまうような形でブランド名・ロゴを使用した(例:写真にうつっているのはスタバのコーヒーではないのに、スタバの名前やロゴを使用した)
ブランド名やロゴが映っている写真を投稿する際は、使用方法に問題がないか注意しましょう。
アニメ・芸能人の写真
アニメのキャラクターや芸能人の写真を自分のプロフィールアイコンとして設定したり、フィードやストーリーなどに投稿したりしている方も多いですが、無断で使用すると著作権侵害になります。
芸能人のような人物写真を無断で使用した場合だと、著作権だけではなく肖像権の侵害にもなります。
また、元の写真に加工をしてから使用した場合であっても著作権侵害にあたります。
購入した音楽やイベントなどのBGMが流れる動画
CDの音楽やネットからダウンロードした音楽、イベントなどのBGMが流れる動画を投稿すると、著作権侵害にあたる可能性があります。
動画内で使用した音楽が著作権で保護されている場合は、その音楽の著作権を持つ人の許可を得る必要があります。