【Google 日本語入力】Windows・Macでの設定方法を紹介
みなさんは「Google 日本語入力」というソフトウェアをご存じでしょうか?
「Google 日本語入力」は日本語入力システムなんですが、パソコンに標準インストールされている日本語入力ソフトよりも使いやすいとユーザーの間でとても人気があります。
この記事では、ATOKと人気を二分する無料の「Google 日本語入力」をWindowsとMacでインストールして設定する方法について、詳しく解説します。
Contents[OPEN]
- 1Google 日本語入力とは?
- 2Google 日本語入力をインストールできる条件
- 3Google 日本語入力の基本の設定方法《Windows》
- 4Google 日本語入力の入力に役立つ設定方法《Windows》
- 5Google 日本語入力の基本の設定方法《Mac》
- 5.1Google 日本語入力のインストールをする
- 5.2インストール後にGoogle 日本語入力を有効にする
- 5.3システム設定からキーボードを有効にする
- 5.4メニューバーからキーボードの切り替えをする
- 5.5Google 日本語入力をデフォルトに設定する
- 6Google 日本語入力の入力に役立つ設定方法《Mac》
- 7Google 日本語入力の設定ができないときは
- 8WindowsやMacにGoogle 日本語入力を入れて使ってみよう!
Google 日本語入力とは?
Windows PCやMacなどを購入して初期設定し、メールやファイル作成をする際、日本語の入力をするためにアプリやソフトウェアをインストールすることはないですよね。
それは、Windowsには「Microsoft IME」、Macには「日本語IM」という日本語入力ソフトが標準搭載されているため、他社の日本語入力ソフトをインストールしなくても日本語の入力を行えるからなんです。
でも、快適にメールやファイルの作成をWindowsやMacで行うのに「Microsoft IME」や「日本語IM」といった標準日本語入力ソフトでは物足りないと感じている方もいます。
そのようなユーザーが好んで使用している日本語入力ソフトが、今回ご紹介する「Google 日本語入力」というソフトウェアです。
Google 日本語入力とは?
「Google 日本語入力」とは、Google社が無料で提供している日本語入力システム(または日本語変換システム)のことです。
「Microsoft IME」や「日本語IM」といった標準日本語入力ソフトで満足している方はたくさんいますが、「Google 日本語入力」を使い始めるとその使いやすさに驚かれるに違いありません。
「Google 日本語入力」にはたくさんの便利機能がありますが、とくに利用者から支持されているのが予測変換機能です。
予測変換機能とは、ユーザーが入力した内容からワードを予測して候補一覧に反映させる機能のことです。
この機能のベースになっているのは、Google検索エンジンの「もしかして」機能です。
さらに、最新のワードをネットから自動的にアップデートして辞書を生成してくれるので、あらゆる分野のボキャブラリーに対応してくれるのも魅力の1つです。
Android・Linuxには未対応
「Google 日本語入力」はいろいろなOSで起動するマルチプラットフォームといわれていますが、「Google 日本語入力」としてソフトをインストールできないOSが2つあります。
それは、AndroidとLinuxです。
Androidに関してはこれまで「Google 日本語入力」アプリが入手できましたが、2021年3月31日でサポートを終了し、現在は「Gboard」という後継アプリへ切り替わりました。
Linuxに関しては、インストール可能な「Google 日本語入力」ソフトはありませんが、オープンソース版のMozcを利用できます。
Google 日本語入力をインストールできる条件
「Google 日本語入力」は、有料のATOK(月額税込みで309円)と人気を二分する日本語入力ソフトで、無料で利用できます。
まだ「Google 日本語入力」を試したことがないなら、この機会にぜひ利用してみることをオススメしたいですが、「Google 日本語入力」を利用するには満たすべき条件があります。
【Windows】インストールできる条件
Windows PCで「Google 日本語入力」をインストールして利用するために満たすべきシステム条件を以下にまとめたので、条件を満たしているか確認してください。
- Windows 10以上
- 使用しているOSが推奨している環境以上のCPUとメモリ
- 400GB以上のディスク容量