機内モードで電話は可能?Wi-Fi通話は?iPhone・Androidで解説
iPhoneやAndroidのスマホには、「機内モード」という機能が備わっています。
「機内モード」は、飛行機の中や海外滞在中に使うと便利な機能です。
ですが、あまり使ったことのない人からすれば、機内モード中は電話やインターネットはできるのか、LINE電話はできるのかなど、色々と疑問に感じることも多いのではないでしょうか?
今回は、機内モードでできることや設定方法などを詳しく解説していきます。
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【iPhone・Android】機内モードとは?電話はできる?
iPhoneにもAndroidにも「機内モード」という機能が備わっていますが、日常的によく使う機能ではありませんよね。
そのため、機内モードにすると一体何が変わるのか、どの機能が使えなくなるのか分からないという人も多いのではないでしょうか?
ということで、まずは機内モードの基本について詳しく解説していきたいと思います。
機内モードって何?
「機内モード」とは、スマホやタブレットなどのデバイスの電源を落とさずに電波を送受信しない設定に切り替えてくれる機能のことです。
スマホを機内モードにすると、以下の設定が一斉に遮断されます。
- モバイル通信(3G/4G)
- Wi-Fi
- Bluetooth
- GPS
スマホが発する電波というのは、精密機器や医療機器などに悪影響を及ぼす可能性があります。
そのため、飛行機の中や病院といった場所では、電波を発信しないようにスマホの電源を落とすことが止められます。
そんな時にスマホを機内モードに設定すれば、わざわざ電源を落とす必要がなくなると言うわけです。
電話は発信・着信できる?
スマホを機内モードにしている場合、電話を発信したり、着信することは残念ながらできません。
固定電話や携帯電話に発信したり、着信する時、電波がキャッチできる場所じゃないと電話できませんよね。
スマホを機内モードにすると電話の送受信が不可能な状態になるので、圏外の場所にいる時と同じように電話はできないというわけです。
Wi-Fi通信はできる?
このモードにするとインターネットが使えないと思いがちですが、実は、Wi-Fiには普通に接続できます。
ブラウザでwebサイトを閲覧したり、メールを送受信したり、TwitterやLINEなどのアプリも利用できますよ。
そもそも、モバイル回線(3G・4G)でインターネットができないのは、契約している携帯電話会社の回線を利用しているからです。
一方、Wi-Fiは携帯電話会社の回線とは全く関係ないので、設定をオンにしていてもインターネットは利用できるというわけです。
ただ、Wi-Fiに接続すると電波が発信されてしまうため、飛行機の中や病院など、スマホの電波の発信が禁止されている場所では接続を控えた方が良いでしょう。
LINE電話は発信・着信できる?
先ほど普通の電話の場合、機内モードにしていると発信や受信ができないと説明しました。
しかし、LINE電話であれば発信や着信は問題なくできます。
なぜなら、LINE電話は電話回線ではなくインターネット回線を利用した通話サービスだからです。
他にも、iPhoneのFaceTimeやSkype電話など、インターネット回線を使用した通話サービスであれば機内モードにしていても電話をすることができますよ。
ただ、モバイル回線(3G・4G)ではインターネットに接続できないためLINE電話で発信や着信する場合はWi-Fiに接続しておく必要があります。