心配されることを「愛されてる」と誤解すると彼氏にウザがられる理由
こんにちは、沙木貴咲です。
恋人からはいつだって愛されたいと思うものですが、アピールの仕方を間違えると、愛されるどころかウザがられてしまいます。
特に、体調が悪い時の彼氏のやさしさがうれしくて、「また、あんな風に構ってもらいたい」と思う女子は要注意! 心配されることと愛されることは、似ていますが全然違うんです!
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心配と愛は根本的に違う
風邪を引いたり生理痛でおなかが痛かったりすると、彼氏が「大丈夫? 寒くない?」「何か買ってこようか」と言って、何かと甲斐甲斐しくお世話をしてくれること、ありますよね。
愛する彼女が苦しんでいるのを、何とかしてやわらげようとしてがんばってくれます。
彼氏に心配されることは彼女の特権ですし、とてもうれしいこと。隣にいてくれるだけで苦しみが軽くなり、元気になるかもしれません。
でも「普段より彼がやさしい。いつもこんな風だったらいいのに」と思うと、仮病を使ってでもやさしくされたがる女性もいるのでは? それは心配されることと愛されることをはき違えているんです。
この二つは似ているようで全然別物。彼氏からすれば、仮病を使ってまで構ってもらおうとするのは、ウザい以外の何物でもないでしょう。
心配されたがり彼女のウザさ
彼氏は体調がすぐれない彼女を見て、幸せだと感じません。彼女が辛そうな様子は見ていて彼氏もつらいですし、「早く元気になって」としか思いません。
また、心配はそもそも結構な心身の負担になるので、できるだけ避けたい状況です。
そのため、彼女が構ってもらうことを目的に「具合が悪い」と言っていると気づくと、ウンザリしてしまいます。
体調の悪い人は無条件に優位に立ちますから、彼氏は何も要求できないし、一方的に面倒を見るだけの存在になります。彼氏にはメリットのないバランスが偏った状態になり、フラストレーションがたまるでしょう。
本当に病気ならいたわる気持ちも湧きますが、それが仮病だと分かれば「自分だけ気遣われようとしてズルい」「どうして、俺だけがしてあげなきゃいけないんだ」そんな気持ちになるはずです。
「愛して!」というアピールの難しさ
とはいえ、つねに愛され続けるということは、そんなに簡単ではないでしょう。小悪魔的スキルを持った女子以外は、なかなか苦戦するのかもしれません。
特に、サバサバ系女子や年下彼氏を持った女性、恥ずかしがり屋さんはうまく「愛してほしい」「甘えたい」とアピールできない自覚があるのでは?
でもそれは「彼が自分を愛してくれるよう、動いてもらう」と考えるから難しいんです。「彼が自然と『愛したい』と思うような自分になる」と考えてみてください。
・会うたびにカワイイ、キレイと思ってもらえる容姿をキープする
・ささいなことでも「ありがとう」「うれしい」「楽しいね」という言葉を大切にする
・やさしくされたら、同じだけの思いを必ず返す
この3つを心がけるだけでも、彼氏の彼女に対する印象がかなり変わるはずです。
わざわざ病気のふりなんてしなくても、彼氏のほうから自然とやさしくしたくなりますし、愛してあげたいと思うようになるでしょう。
恋はギブアンドテイク
自分だけが愛される状態を求めれば、恋は大体ダメになります。女性も男性も、愛されたいし大切にしてもらいたいんです。
そして、大抵の人間は何かしてくれた人には「お返しをしてあげたい」と思うもの。何もしない人に対して、やさしくしたいとか、構ってあげたいとは考えないでしょう。
つまり、愛されたかったら、まず先に自分から相手を愛するということです。
彼女を本気で好きな彼氏は、彼女から気遣われると幸せな気持ちになり、同じだけの気持ちを返そうと思うはず。「してもらったから返す」ではなく、無意識に「愛したい」という衝動が湧いてくるんです。
(沙木貴咲/ライター)
Photo by.Imani Clovis