プロライターが直伝! 作文が大嫌いな人のための【読書感想文の書き方】
8月も終盤。宿題は終わりましたか? 中でも嫌いな人が多いのが「読書感想文」…書き方に迷っているあなたや親御さんに、プロライターの肩書を持つ私が、ポイントをお伝えします。目的は「すごい感想文」ではなく「楽しくサクッと書ける感想文」です。読書感想文が嫌いなせいで”一生本嫌い”の人生を送ることがないように、楽しく書きましょう!
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まず、読書感想文の基礎知識について
最初に読書感想文の基礎をおさらいしましょう。
どの本を選ぶか
まず、学校によって、本の指定がある場合があります。
課題図書がある場合、多くが公益社団法人全国学校図書館協議会による青少年読書感想文全国コンクールのために選定された書籍です。
指定がある場合はその本を使いましょう。
課題図書は、その学年の子が持つ実力に応じた長さ・テーマのものを吟味しているので、まず安心です。自由図書の場合も、困ったら課題図書を使うのがいいと思います。
ですが、やっぱり一番はあなた自身やお子さまが好きな本を読むことですね。
原稿用紙の書き方
小学生までに多いのが原稿用紙3枚(1,200字)の指定ではないかと思います。低学年だと2枚(800字)くらいかな?
作文を書くにあたっては、いくつか守らなければならない「決まり」があります。これさえ守れば後は自由に書いていいものなので、ポイントをしっかり押さえておきましょう。
・2行目の下の方に名前を書く
・本文は三行目から。
・「、」や「。」は一番上に来ないようにする。そうなりそうだったら、前の行の一番下の文字にくっつける。
・話が変わるときには段落を変える。段落を変えるときには、書き出しを一マス下げる。
大体これらを守っておけばOKのはずです。
また、原稿用紙3枚(1,200字)程度と言われた際には、私は大体1,000文字~1,400文字程度におさめるのが良いと思っています。この認識は人や学校によって異なることがありますので、担任の先生がなんて言っていたか思い出してみてくださいね。
どうしても書けない場合は、3枚程度なら2枚目の半分は越しましょう。できれば2枚目の左側が半分以上埋まっていた方がいいと思います。
本の選び方
課題図書がある場合はまずそれを用意しましょう。
近くの店舗に課題図書があるかどうか知りたい場合はこちらのアプリが便利です。