プロライターが直伝! 作文が大嫌いな人のための【読書感想文の書き方】
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何にも思いつかないなら、1枚目で書いたことを掘り下げよう
私は1枚目に、「主婦が成長した」「その理由は賢くなったから」「以前の主婦はこんな失敗をしても恥ずかしがらなかった」「でも突然恥ずかしがるようになった」ということを書きました。
「主婦が成長した」を掘り下げるなら、もっと成長が感じられる場面がなかったか…
「賢くなった」を掘り下げるなら、なぜ賢くなったのか自分なりに想像してみたり…
「以前は恥ずかしがらなかった」を掘り下げるなら、他に似たエピソードがないか…
「突然恥ずかしがるようになった」を掘り下げるなら、それまでに伏線になる出来事がなかったか、もう少し考えてみましょう。
疑問に思ったことを書いてしまおう
文学というのは芸術の一つなので、すべての人が完ぺきに理解できるものではありません。
本の中にはよく分からない言い回しや、意味の分からないことがあったと思います。
私なら、「なんで主婦が恥ずかしいと思った時、空が急に曇りだしたなんて表現があるんだろう」と思います。
それに対して、ここの部分を疑問に思ったということと、もしかしたらこういう意図があったんじゃないか、こういう後の場面へのつながりがあったんじゃないかという自分なりの予想を書くのもいいですね。
締めには、「自分がこれからどうしたいか」を書こう
しめに困ったら、とりあえずこれが無難です。「この本を読んで、〇〇すると××になるということが分かりました。私も、主婦のように人を明るくする存在でありたいです」と言った感じですね。
絶対こうする必要はありませんが、この書き方なら簡単に書き終えられるので便利です。
さて、ものすごく長くなってしまいましたが、読書感想文に頑張る良い子とその親御さんにお役に立てれば幸いです。
本は自由に読むものです。感想に正解も不正解もありません、読書や感想を書くことを楽しんでくださいね!