待望のなんかすごいやつ、ようやく来たで。【Black Rose Suspects】
アプトピ編集部内でもリリース情報を3人体制で追うほど期待が高かったBlack Rose Suspects (ブラックローズサスペクツ)――ブラサスが、ようやくリリースされました! ジャンルは本格サスペンスRPGです。バトルのあるサスペンスって珍しいなぁと思ったのですが、なるほど、こう来たかという感じです。
※このアプリはすでにサービス終了しております。
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サスペンスとRPGの融合
サスペンスと言えばTVでも小説でもファンの多いジャンル。アプリでも見ますが、どちらかといえばノベル型や探索型が多い印象ですね。
でもブラサスはサスペンスRPGなので、バトルが進行することで物語が進行する形式をとっています。物語→バトル→物語って感じです。かといって、バトルはとってつけたものではなく、主人公のイアンたちの物語を追っていく中で重要な要素を持つんですね。
ジャンル名こそサスペンスRPGですが、その中には冒険活劇・仲間との信頼・ファンタジーなど様々な側面があり、奥深い面白さがあります。
バトルは簡単。オートにお任せ&パラノーマル(特殊スキル)を食らえ!
ブラサスのバトルは「正直バトルじゃなく、鈴木理香さんによるサスペンス目当てなんだけど…」という方も心配ご無用。バトルに複雑な操作は必要ありません。基本オート進行で、ユーザーが任意のタイミングで発動できる「パラノーマル(特殊スキル)」によって戦況を変えていくスタイルです。
このパラノーマルは一人ひとり性能が異なるんですが、カットインが入ったり派手な演出が入ったりでかっこいいです。
シンプルなゲーム構造だからこそ、たぶん先のステージでは特殊スキルの組み合わせやタイミングの駆け引きに知恵を絞ることになるんでしょう。また、ギルドやユーザー対戦の際にはひときわ重要になりそうです。
王道×ファンタジーなサスペンスストーリー!
サスペンスやミステリーが好きな人って、やっぱり謎が紐解かれていく過程が好きなんだと思います。私も好きです。ブラサスって、見るからに重厚なサスペンスストーリーを展開してくれそうじゃないですか。でも、ストーリーや設定、散りばめられている謎自体は骨太なのに、重すぎたり堅苦しすぎることはないんですよね。
まさみの考える欧米人が良くする仕草第1位
もちろん緊迫する場面も多いんですけど、時には海外ドラマのような軽妙な掛け合いが見られたりもします。私、普段はそれほどサスペンスものって読んだりプレイしたりしないんですが、これは絶対メインストーリークリアしないといけない奴ですわ。むしろメインストーリーで全部終わるの? ってくらい気になることだらけです。
とりあえずOPアニメ見てみましょう
ブラックローズサスペクツ、ゲームの序盤にキャラクターや世界観がアニメーションで紹介される部分があります。出てくる登場人物は少ないんですが、このアニメがすっごくよくできているんですよね。サラはめちゃくちゃ美人だし
美人だと思ってたお客さんはなんか急にキモいモンスターになるしorz
躍動感あるしorz
いや、気持ち悪さや怖さをアニメーションでここまで表現できるのってすごいと思います。
ちなみに、このモンスターはどうやら”キメラ”と呼ばれる悪事を働く存在のようです。”アンノウン”と呼ばれる特殊な武器を持つ人間にしか退治できないキメラ……ちょっと気になってきますよね。でも、これは世界観を構成する一要素でしかありません。キメラを倒せればハッピーエンドなんて言う単純なストーリーじゃないですよ。
常にアニメーションで動くわけではないのですが、ストーリー中キャラクターはLIVE2Dを駆使してイキイキと動きます。それがまた没入感を高めますよね!
小道具なども画面割で印象的に登場し、ストーリーがすっと頭に入ってきやすいです。
総評:期待値軽く超えてきましたね
前回の事前登録記事では、その豪華な制作陣と圧倒的な王道サスペンス感に圧倒されてばかりでした。
- メインキャラクターデザイン
- 企画原案・シナリオ
- 豪華声優
貞本義行(エヴァンゲリヲンのキャラデザ)
鈴木理香(アナザーコードのシナリオ担当)
蒼井翔太/石田彰/緒方恵美/小倉唯/小野賢章/小野大輔/神谷浩史/茅野愛衣/木村良平/釘宮理恵/小山力也/沢城みゆき/椎名へきる/下野紘/杉田智和/諏訪部順一/竹達彩奈/立木文彦/田中敦子/谷山紀章/田村ゆかり/戸松遥/鳥海浩輔/中村悠一/南條愛乃/花澤香菜/三石琴乃/水瀬いのり/三森すずこ/森久保祥太郎/安元洋貴/悠木碧
これだけの人たちが作るのだから、凄くならないわけがないと。
散々リリース予告に焦らされたのもあって、期待値は高まる一方。そしてプレイしてみた結果……素直に面白かったです。すごく正直に言うと、バトルは「思ったよりやることないな」って感じだったんですけど、それはまだ私が奥深さに気づいてないだけかも。
一番目を見張ったのは、緩急が程よくついた引き込まれるサスペンスシナリオですね。
そして、そのシナリオに没頭させる演出の仕方。バトルも、操作自体は簡単~普通なんですが、逆にそれがサスペンス感の邪魔をせず良い感じです。むしろ適宜バトルを挟むことでキャラクターや展開に感情移入が上手くできるんだと思います。ずっとシナリオだとだれますし。
サスペンスにそれほど興味のない人でも、絶妙に引き込まれる仕組みになっています。本当に本当に本当に待った甲斐がありました! と同時に、サスペンスが題材のゲームってこんなに面白いことを初めて知りました。リリース(2017年4月13日)直後の今なら450ジュエルとSRカード選択券1枚がもらえますのでお早めに!