Android売却時の初期化は必須!手順とバックアップ・復元方法
最新のスマホが発表されると、つい新型を欲しくなってしまいますよね。
皆さんは、これまで使っていたスマホをどのような方法で処分していますか?
いまは中古買取のお店を利用する人も増えていると聞きますが、実は適切な手順で処分しないと大変なことになるんです。
スマホの中身が知らない人に筒抜けだったり、ネットにさらされて映画のような犯罪に巻き込まれる可能性もありますよ。
そこで今回は、Androidスマホの初期化について紹介していきます。
Contents[OPEN]
- 1【Android】スマホ・タブレット端末の初期化とは?
- 2【Android】端末の初期化をするのはどんな時?
- 3【Android】スマホやタブレットを初期化せずに捨てる・売るリスクは?
- 4【Android】スマホやタブレットを初期化する前にやっておくこと
- 4.1パスワード忘れに注意!Googleに保存されたパスワード情報を確認
- 4.2写真やファイルなどデータのバックアップ
- 4.3データの暗号化
- 4.4LINEなど各アプリの引き継ぎ設定
- 4.5SDカードを抜く
- 5【Android】スマホやタブレット端末の初期化手順
- 6【Android】初期化するときの疑問と注意点
- 6.1SDカードの初期化は必要?
- 6.2おサイフケータイのデータ移行を忘れずに!
- 6.3Googleアカウント情報はしっかり覚えておく!
- 6.4充電が切れないように注意
- 6.5パスワードを忘れて引き継げないことがないようアプリやサイトごとに確認!
- 6.6Googleアカウント情報を削除
- 7【Android】初期化後の復元方法は?
- 8スマホを手放す時はデータ暗号化して初期化
【Android】スマホ・タブレット端末の初期化とは?
スマホを使い始めると、その中にあなただけの情報がどんどん保存されていきますよね。
保存されるものの中には、例えばアドレス帳や写真、お友だちとのLINEのやり取りなど、人に見せられないものもたくさん含まれているはずです。
この、あなただけの情報をスマホから全て強制的に削除してしまうことを「初期化」と呼びます。
工場出荷状態へ戻すこと
スマホの初期化を「工場出荷状態へ戻す」という言い方で表現する説明書もあります。
キャリアショップで、店員さんが未開封の箱を取り出してきますが、これが工場から出荷されたばかりのスマホです。
まだ通信が出来ず、あなたの情報も一切保存されていません。
この未開封の箱に保存されている状態と同じようにスマホのデータを消してしまう事を「工場出荷状態へ戻す(=初期化)」と呼ぶのです。
初期化と再起動の違い
初期化をすると、自分で撮影した写真やアドレス帳などが完全になくなってしまいます。
消えてしまったデータを元に戻すことも出来ないので要注意です。
逆に、再起動は写真やアドレス帳が消えたり、利用中のアプリが消えることもありません。
電源を切って入れなおす、その操作をまとめて行うのが再起動です。
「フォーマット」「ハードリセット」とも呼ばれる
初期化には他にも「フォーマット」「ハードリセット」と呼ばれたりしますが、すべて同じ意味です。
これらの用語にも「データを全部消してしまう」という意味があります。
もともとの意味は、自分で保存した写真や文書だけでなく、パソコンを動かすOSと呼ばれる大事なプログラムまで消すことを表していました。
ですが、スマートフォンの初期化には、そういう機能は無いので安心してください。