【iCloudフォトライブラリ】どんな機能?使い方や注意点
iOS 8.1から「iCloudフォトライブラリ」という機能が使えるようになりました。
この機能を使うと、写真やビデオを自動的にiCloudに保存してくれるので、複数のデバイスでいつでも好きな時に写真やビデオを閲覧することができます。
iPhoneのストレージ容量が圧迫している方にこの機能をおすすめしますが、どうやって使えば良いのか分からないという方もいるでしょう。
そこで今回は、iCloudフォトライブラリの機能や使い方、注意点について詳しく解説していきます!
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iCloudフォトライブラリとは?
まずは、iCloudフォトライブラリがどういった機能なのか詳しく解説していきます。
写真やビデオをiCloudにアップロードしてくれる機能
「iCloudフォトライブラリ」とは、iPhoneやiPadなどのAppleデバイスのストレージに保存されている写真やビデオが、丸ごとiCloudにアップロードされる機能のことです。
現在は「iCloudフォトライブラリ」から「iCloud写真」に呼び方が変わっています。
「iCloud写真」の設定を有効にしておくと、ネットワークに接続されていれば写真やビデオが自動的にアップロードされます。
データは撮影したままの状態でアップロードされるので、画質が劣化する心配はありません。
また、同じApple IDでログインすれば、複数の端末で同一ライブラリにアクセスできますよ。
なので、複数の端末で写真やビデオを管理したい方におすすめの機能となっています。
対応端末・対応ファイル形式
iCloudフォトライブラリの対応端末・対応ファイル形式は以下の通りです。
- iPhone(iOS 8.3以降)
- iPad(iOS 8.3以降)
- iPod Touch(iOS 8.3以降)
- Mac(OS X、mac OS 10.10.3以降)
- Apple Watch
- Apple TV(第4世代以降、tv OS 9.2以降)
- Windows PC(Windows 7以降)
なお、iCloudにサインインしていないとiCloudフォトライブラリの機能は使えません。
また、複数の端末で同一のライブラリにアクセスするには、同じApple IDでサインインしておく必要があります。
- HEIF
- JPEG
- RAW
- PNG
- GIF
- TIFF
- HEVC
- MP4
引用:Apple公式サイト
無料プランなら5GBまで保存可能
iCloudフォトライブラリを有効にして写真やビデオをアップロードすると、iCloudのストレージ容量を消費します。
無料プランならiCloudのストレージを5GBまで使用できますが、写真やビデオは容量が大きいため、iPhoneでよく撮影される方だとすぐに無料の範囲を超えてしまうでしょう。
ですが、有料プランに加入すれば、iCloudのストレージを増やすことができます。
月額料金 | ストレージ容量 |
---|---|
無料 | 5GB |
130円 | 50GB |
400円 | 200GB |
1,300円 | 2TB |
引用:Apple公式サイト