アップデート中に充電が切れた/Wi-Fiが切れた

iOSのアップデートに必要なデータ容量が大きいため、アップデートが終わるまでそれなりの時間を必要とします。

そのため、充電の残量が残りわずかだったり、不安定な通信環境で接続していると、途中でiPhoneの充電が切れてしまったり、ネットの接続が切れてしまうこともあるでしょう。

そうなると、iOSのアップデートに失敗してしまい、もう一度最初からやり直さなければなりませんが、実はこのアップデートの失敗がリンゴループの最大の要因でもあります。

そのため、iPhoneの充電を満タンに近い状態にし、自宅のWi-Fiなど安定したネット環境で接続したうえで、アップデートを行うようにしましょう。

強制終了を頻繁に繰り返した

iPhoneやアプリの動作がおかしい時には、iPhoneを強制的に終了するのもひとつの有効的な手段です。

だからといって強制終了を頻繁に繰り返していると、iPhoneを起動するために必要なファイルが破損してしまい、その結果リンゴループに陥ってしまうケースもあります。

そのため、よほどのことがない時には、安易にiPhoneを強制終了させないように注意してください。

バックグラウンドでアプリの更新でエラー

iPhoneにインストールしているアプリは、設定次第で自動的にバックグラウンドで更新が行われますが、この時にリンゴループが発生することもあります。

この場合、更新したアプリと他のアプリの相性が悪い、更新を行ったことでストレージの容量が不足したなど様々な原因が考えられます。

本体の破損/水没

本体を落としてしまったり、水没させてしまったのが原因で、リンゴループに陥ってしまうこともあります。

この場合は、落下時の強い衝撃や水没によって、iPhone内部の部品が壊れている可能性が高いです。

内部の部品が壊れてしまっている場合は、自分で無理に対処しようとせず、AppleストアやApple正規サービスプロバイダなどの修理を依頼することをおすすめします。

バッテリーが劣化して起動ができない

iPhoneには「リチウムイオン電池」というバッテリーが内蔵されていますが、長年使用していると徐々に劣化していくものです。

バッテリーが劣化してしまうと、十分な電力を供給できず、正常に起動できなくなるため、結果的にリンゴループに陥ってしまいます。

なお、iPhoneのバッテリーの平均寿命は3年と言われているので、3年を目安に新しいバッテリーに交換するようにしましょう。

脱獄

「脱獄」とは、iOSを改造して機能制限を取り除くことで、Appleが許可していない機能や非公式のアプリを使用できるようにする裏技のことです。

実は、この脱獄もリンゴループに陥ってしまうひとつの原因でもあります。

脱獄は非公式な手段でiOSを改造する裏技なので、それだけリンゴループのような不具合や故障が発生するリスクが高いのは当然のことです。

しかも、脱獄したiPhoneはAppleの公式サポートの対象外になるため、正規店には修理を依頼できなくなってしまうのです。

それと、非正規の業者でも脱獄しているiPhoneを修理してくれるところはそこまで多くないので、基本的にiPhoneの脱獄は控えた方が良いでしょう。