「このサイトにアクセスできません」が表示されたら?やることはこれ!
Contents[OPEN]
- 1「このサイトにアクセスできません」が表示される5つの原因
- 2「このサイトにアクセスできません」解決方法《URL・プロトコル・サーバー》
- 3「このサイトにアクセスできません」解決方法《キャッシュのクリア》
- 4「このサイトにアクセスできません」解決方法《ブラウザ》
- 5「このサイトにアクセスできません」解決方法《通信環境》
- 6「このサイトにアクセスできません」解決方法《DNS》
- 7「このサイトにアクセスできません」解決方法《プロキシ》
- 8「このサイトにアクセスできません」解決方法《再起動》
- 9「このサイトにアクセスできません」解決方法《動画が視聴できない場合》
- 9.1【スマホ】JavaScriptを有効にしよう
- 9.2【PC】JavaScriptを有効にしよう
- 9.3【スマホ】ハードウェアアクセラレーションを見直す
- 9.4【PC】ハードウェアアクセラレーションを見直す
- 10大体はブラウザのキャッシュが原因!
「このサイトにアクセスできません」解決方法《DNS》
アクセス先、もしくはこちらのDNSに問題がある場合、インターネットに接続できなくなるケースもあります。
ここでは、DNSに問題があることが分かった場合の解決方法をご紹介します。
DNSとは?
まずは、DNSの説明から入ります。
DNS(ドメインネームシステム)とは、インターネット上のドメイン名とIPアドレスを管理するシステムのことで、インターネットにアクセスするにはこのシステムが必要不可欠です。
簡単に言うとインターネットにおける「住所検索」のようなもので、アクセス先のIPアドレスとドメインをDNSが仲介して、接続できるようにしてくれているのです。
全てのwebページには「URL」がありますよね。
しかし、コンピューターという機械は「http:~」で始まるようなURLから直接webページにアクセスしているのではなく、間にDNSを通してURLに対応したIPアドレスに誘導されているのです。
- URLを通してコンピューターがDNSに接続を依頼
- DNSサーバーが依頼されたURLに対応したIPアドレスをコンピューターに教える
- 教えてもらったIPアドレスにコンピューターがアクセスしてwebページが表示される
サイトにアクセスする際、日常的にこの手順が行われているのです。
なので、DNSに問題があった場合はwebページにアクセスできなくなるのです。
DNSに問題がある場合、使っているデバイスのDNSの設定を正しく直す必要が出てきます。
設定手順はスマホやPCのOSによって様々です。
順にご紹介するので、まずは以下の点を確認してみましょう。
- DNSサーバーの設定をいじっていないか
- アクセス先のURLドメイン名にスペルミスがないか
- アクセス先のドメインはまだ有効か
設定の確認手順(スマホ)
まずはホーム画面から「設定」をタップして「Wi-Fi」を選択します。
繋いでいるネットワーク名の右「i」マークをタップします。
メニュー覧の一番下にある「DNSを構成」をタップします。
デフォルトでは「自動」になっていますが、「手動」に切り替えることで自分でDNSサーバーについての設定を変更できるようになります。
「+」マークをタップするとIPアドレスの入力画面に移るので、新しいIPアドレスを入力して「保存」をタップすれば完了です。
設定の確認手順(Windows)
Windowsのホームメニューから「設定」アイコンをクリックします。
「ネットワークとインターネット」を選択しましょう。
「アダプターのオプションを変更する」を選びます。
表示されるインターネットアイコンを右クリックし「プロパティ」に進みましょう。
「インターネットプロトコルバージョン4」を選択して「プロパティ」に進みましょう。
「次のDNSサーバーのアドレスを使う」にチェックを入れ、新しいIPアドレスを入力して完了です。
設定の確認手順(Mac)
- Appleメニューを開きます
- 「システム環境設定」→「ネットワーク」の順で進みます
- 「詳細」をクリックして「DNS」のタブを開きます
- 「+」をクリックすると新しいアドレスを入力できます
- 入力が終わったら「OK」をクリック、追加したアドレスがあることを確認して「適用」を押して完了です。
パブリックDNSを使うのもおすすめ
「パブリックDNS」という、企業が提供している独自のDNSを使うことで問題を解決させることもできます。
パブリックDNSは通常のDNSと少し違う点があり、プライバシー保護機能やフィルタリング、アクセス速度の向上など、様々なメリットがあります。
パブリックDNSはインストールしたりする必要がなくIPアドレスを変更するだけで使うことが可能です。