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【Android】スマホにウイルス感染の警告が出た!原因と対処法

【Android】スマホにウイルス感染の警告が出た!原因と対処法

最近では、Androidデバイスを狙ったサイバー攻撃が世界中で急増しています。

iPhoneとは違い、Androidは販売メーカーがOSを自由にカスタマイズでき、独自のアプリや操作画面デザインができる自由度の高さのためメーカーによって脆弱性が異なります。

さらにGoogleの検査をパスしなくてもアプリが入手できるため、色々なルートから悪質なプログラムが侵入しやすいという問題を持っています。

自分のAndroidスマホがウイルスに感染したどうすればいいでしょうか。

この記事で詳しく説明します。

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【Android】スマホにウイルス感染の警告が出た!原因は?

2018年に中国のスマホメーカーであるHuawei、Xiaomi、OPPOから出荷された新品のスマホ500万台がすでにウイルスに感染している状態で専門店から販売されていたことが大きなニュースになりました。

さらに40モデル以上の格安スマホが工場から出荷される段階ですでにウイルスに感染していたという報告が、ロシアのセキュリティソフトメーカーから提出されました。

もっと驚かされるのは2019年8月にスパイツールが二度に渡ってGoogle Playの審査をパスしていたことです。

多くのAndroidユーザーが日本でもウイルスの被害に遭っています。

そのため「ウイルスに感染した」という趣旨の警告が出ると心配になります。

このメッセージはどうして出るのでしょうか。

アプリのダウンロードをさせるための広告かも

まず注意なければいけないのは、「ウイルスに感染しました」という趣旨の警告メッセージは本物と偽物の2つが存在するということです。

偽物警告メッセージの目的は広告と成果報酬です。

偽物警告メッセージのカラクリは、ウイルス感染のメッセージを表示させてウイルスを除去するためのアプリをダウンロードさせます。

ダウンロードをされたアプリの開発者は利益が得られ、ダウンロードをさせるようにユーザーを誘導してくれた偽警告メッセージの広告主には謝礼が支払われます。

本当にウイルス感染している可能性もある

「ウイルスに感染しました」という警告メッセージには偽物もあるとはいえ本物も存在します。

ではどのように偽物と本物を見極めることができるのでしょうか。以下にまとめます。

本物の警告メッセージ 偽物の警告メッセージ
インストールしたアプリの削除を求める ウイルスを取り除くためのアプリのインストールを求める
ウイルスソフトがウイルス検知の警告と削除を求める
ウイルスソフトを使ってチェックするとウイルス検知の警告と削除を求める表示が出る

【Android】スマホにウイルス感染の警告が出た!《広告の場合》

「ウイルスに感染しました」という趣旨の警告メッセージには本物と偽物が存在することが分かりましたが、もし偽物の警告メッセージに遭遇したらどのように対処すべきでしょうか。

2つの対処法を紹介します。

ただし、Androidの機種によっては操作方法が異なる可能性があるので注意してください。

警告画面が消えない!閉じる方法は?

偽物の警告メッセージを閉じれば済むことなので簡単なように聞こえますが、閉じられない場合があります。

もし警告メッセージが閉じられないなら、使用しているWebブラウザを終了する必要があります。

ホームボタンを二度押ししてマルチスクリーンを起動させ、Webブラウザを消去すれば警告メッセージごとブラウザを終了できます。

また、完全に警告メッセージをスマホの中から除去するため、閲覧履歴データを消去することも重要です。

操作手順を説明します。

アプリの一覧から「Google Chrome」アプリを選び開きましょう。

Chrome

トップ画面が立ち上がったら、画面右上にある「︙」をタップします。

メニューアイコン

メニューが表示されるので「設定」を選びタップしましょう。

設定

「設定」画面になったら「プライバシーとセキュリティ」をタップします。

プライバシーとセキュリティ

「プライバシーとセキュリティ」画面になったら「閲覧履歴データの削除」をタップしましょう。

閲覧履歴データの削除

「閲覧履歴データの削除」画面になります。「詳細設定」を選択し、期間を「全期間」にして削除項目の中にある「Cookieとサイトデータ」にチェックが入っていることを確認したら「データを削除」をタップします。

データの削除

ポップアップが表示されるので「削除」をタップしましょう。

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