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【YouTube】高画質の動画をアップロードするコツを教えるよ!

【YouTube】高画質の動画をアップロードするコツを教えるよ!

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コーデックの種類について

個人で楽しむ場合でも配信サービスに投稿する場合でも、コーデック選びは大切です。動画のコーデックには、以下のようなものが存在します。

  • MPEG-1
  • MPEG-2
  • Divx
  • Xdiv
  • H.264/MPEG-4 AVC
  • vp09
  • AV1(AOMedia Video 1)

MPEG-1は圧縮率も低く画質もよくないので、現在ではあまり使われていません。Divxは.avi拡張子のファイルで主に使われていたので、一昔前は動画コーデックの主流でした。また、このほかにもMotion JPEGやWMV9といったコーデックがあります。

この中で2021年5月現在主流なのが、H.264です。圧縮効率がよく、少ない容量で高画質を実現しています。YouTubeなどの配信サイトでも、このコーデックを使用した動画の利用が推奨されているので、動画作成時にコーデックで迷ったら、使ってみるのがおすすめです。

高画質なのは「vp09」

2021年5月現在の主流はH.264というコーデックです。しかし、より高画質を目指すのであれば、vp09というコーデックがおすすめ。こちらは、Googleが開発しているコーデックで、YouTubeで4K動画をアップロードするのにとても適しているのです。

また、将来性を考えるならAV1(AOMedia Video 1)というコーデックもおすすめ。こちらは、GoogleやAppleが参画している、これから大きく普及していくことが予想されるコーデックです。高画質の動画を投稿していきたいと考えている人は、要チェックですよ。

【YouTube】高画質の動画をアップロード!《フレームレート》

フレームレートは、ゲームなどでも注目されることがあるので、ビットレートやコーデックに比べると馴染みがある人が多いのではないでしょうか。

ここからは、動画のフレームレートについて詳しく見ていきます。どれくらいのフレームレートを採用するのかによって動画の画質や印象が大きく変わりますので、しっかりと確認したいところです。

フレームレートとは?

フレームレートとは、1秒間の動画で表示される静止画の枚数のことです。たとえば60fpsの動画であれば、1秒間に60枚の静止画が表示されるということになります。フレームレートの上下によって動画の印象は大きく変わるので、作成の際は気をつけたいポイントです。

フレームレートは、数値が高くなればなるほど滑らかな映像になります。20fpsと50fpsの動画を見比べてみると、その違いは一目瞭然です。フルハイビジョンなど高い解像度かつフレームレートも高めというのが、高画質動画の条件となります。

特に、スポーツなど激しい動きを忠実に映し出したい場合は、フレームレートを高く設定するのがおすすめ。また、スローモーション映像も、細かい動きを逃さず描写できるので高いフレームレートが要求されます。

ただし、表現したい内容によっては滑らか過ぎて違和感を感じることもあるので、内容にあわせて調節するのも大切です。

ちなみに、フレームレートは動画だけでなく、ゲームでも重要視される数値になります。フレームレートの違いによってプレイ感覚が大きく変わる場合もあるのです。

一般的なフレームレートについて

フレームレートは、高ければ高いほど滑らかになるのは先述の通り。しかし、むやみやたらにフレームレートを高めてしまっても、あまり意味がない場合もあります。そこで参考にしたいのが、一般的なフレームレートについてです。

フレームレートの数値 主な用途
5fps 監視カメラや防犯カメラの映像
24fps フィルム映画
25fps ヨーロッパなどPAL規格のアナログテレビ、ビデオ映像
30fps 日本などNTSC規格のアナログテレビ、ビデオ映像
50fps PAL規格のテレビやDVD
60fps NTSC規格のテレビやDVD、一部ゲーム
120fps スポーツカメラ、一部ゲームが対応

自分が投稿しようとしている動画のジャンルにあわせてフレームレートを選びましょう。たとえば60fpsで描写されるゲームのプレイ動画をアップロードしたい場合は60fpsの動画にするといった感じです。

ただし、フレームレートが高いということは、それだけ動画の情報量が多いということ。なので、再生や編集する端末には高いスペックが要求されます。低スペックの端末で撮影や編集を行う場合は動作が重くなるなど、作業に苦労する可能性があるので注意しましょう。

また、必要以上にフレームレートを上げてしまうと、動画がカクつくことがあります。フレームレートの設定はとても繊細で難しいので、何度も確認しながら撮影、もしくは編集していきましょう。


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