USBへの接続設定を確認しよう

USBが接続されたときの挙動設定によっては、外部デバイスをうまく認識してくれない場合があります。これを見直すにはまず、「設定」の「システム」内にある「開発者向けオプション」へと進み「USBデバック」を有効にしましょう。

次に「デフォルトのUSB設定」へと移動します。

ここではUSBが接続された場合の挙動を変更できますので、「ファイル転送」を選択してください。

これで認識してくれる可能性があるので、再度USBメモリを接続し直してみてください。

手動でUSB機器に繋げてみよう

OTGに対応しているスマホでも、接触不良など何かしらが原因で外部デバイスを接続しても認識してくれない場合があります。そんなときは、「設定」から「USB機器を検出」を実行してみてください。

改めて認識の命令を出すことで、正常に接続される可能性があります。ただし、こちらは一部端末のみ有効な手段で、「USB機器を検出」が搭載されていないAndroid端末では利用できません。

USBメモリのフォーマットを求められたら

接続したときにフォーマットを求められる場合があります。デバイス同士の相性が悪かったり、ファイルシステムが対応していない、もしくは破損しているなどが原因です。

このままでは読み込みも書き込みもできないので、指示通りにフォーマットしましょう。ただし、フォーマットするとすべてのデータが消えてしまいます。なので、もしPCなどほかの端末に接続可能であれば、一度そちらに繋いでデータをバックアップしてください。

AndroidからPC経由でUSBメモリにデータの書き込みをする方法

スマホがUSBメモリを認識しないタイプだったり、USBメモリがスマホからの書き込みに対応していない場合は、PCを経由してデータを書き込むことになります。これは、PCがスマホとUSBメモリの両方を認識してくれれば、確実にデータを書き込める方法です。

ここからは、PC経由でAndroidのデータをUSBメモリに書き込む方法を見ていきます。何かしらの理由でスマホがUSBメモリを認識しない場合は、ぜひ参考にしてみてください。

PCとスマホをUSBケーブルで接続しよう

データをコピー、または移動させるには、まずUSBケーブルでPCとスマホを接続して、PCがスマホを外部デバイスとして認識させます。ファイルエクスプローラーから「PC」を開いて、ドライブ一覧の中に繋いだスマホが表示されているか確認してください。

該当するスマホをダブルクリックして中に進みましょう。正常に接続されていればスマホ内のストレージ一覧が表示されます。

スマホのデータをPCへ移そう

スマホが外部デバイスとして認識されたら、次はAndroidのファイルをPCに移動させます。先ほどのストレージ一覧から希望するファイルのあるフォルダへ移動、ファイルを見つけたら右クリックで「コピー」しましょう。

次は、PCのわかりやすい場所に一時保存用のフォルダを作成してください。ここに書き込みたいファイルをまとめておくと、作業の効率がよくなります。後はスマホから書き込みたいファイルをコピー、一時保存用フォルダにペーストを繰り返してください。