【Firefox】動きが遅い！ハングアップ・応答なしの場合は？まずはこれを確認

次に取り上げるのは、Firefoxにハングアップが起こっているために動作が遅かったりおかしくなったりする場合の対処法です。

スマホではよく起こる現象ですが、Firefoxの場合はどうなってしまうのでしょうか？

そもそもハングアップってなに？

ハングアップとは、利用中のソフトウェアやコンピュータが正常に動かなくなったり、入力装置からの入力ができなくなったりした状態のことを指します。

ハングアップになるとどんなコマンドも受け付けなくなってしまいます。

プロファイルフォルダーからファイル名を変更する

ハングアップが起こってしまった場合に行える最初の対処法は、プロファイルフォルダーからファイル名を変更することです。

ハングアップする原因は、入力履歴、キーワード、閲覧履歴などの個人情報が保存されている「places」ファイルが破損しているからかもしれません。

ファイル名を変更すれば改善される場合があります。「≡」→「ヘルプ」→「他のトラブルシューティング情報」と進みます。「プロファイルフォルダー」の中に「フォルダを開く」があるのでクリックしましょう。

プロファイルフォルダーが開いたら、一度Firefoxを終了させます。「≡」を押してメニューが表示されたら「終了」をクリックしましょう。

「プロファイルフォルダー」に戻ります。表示されているファイルの中に「places.sqlite」があるので右クリックします。プルダウンメニューが表示されるので「名前の変更」をクリックしましょう。新しい名称は「places.sqlite.old」にします。完了したらFirefoxを再び立ち上げましょう。

自動プロキシー設定ファイルを確認する

ハングアップする別の要因には、「自動プロキシー設定ファイル」もあります。

「自動プロキシー設定ファイル」が使用されていると、架空のWebサイトや閲覧した経験のないWebサイトに強引にアクセス使用とするためにハングアップを引き起こす場合があります。

「≡」→「オプション」と進みます。左メニューの中から「一般」を選び、右側に表示される「ネットワーク設定」の中にある「接続設定」をクリックしましょう。

「インターネット接続」の画面が立ち上がります。この画面にある「自動プロキシー設定スクリプト」にチェックが入っている場合は、「自動プロキシー設定ファイル」を使用していることを意味します。削除せずにネットワーク管理者に以下のリンク先を伝えましょう。

【Firefoxを閉じるときに応答がなくなる場合】メニュー画面から終了する

Firefoxを閉じるタイミングでハングアップが起きることがあります。

そのため、次回Firefoxを立ち上げるとハングアップが影響し正常に動かなくなってしまうようです。

この問題を避けるため、Firefoxを終了する際は「≡」をクリックして表示されるメニューの中から「終了」をクリックして終了させましょう。