本格的な写真を撮りたいとき、一眼レフなどのカメラを使う人が多いですが、iPhoneのカメラも負けてはいません。今ではiPhoneのカメラ機能を駆使して、きれいでオシャレな写真を撮れますよ！

本記事では、撮影の基本テクニックから、被写体に合わせたぴったりの撮影方法、さらには、撮影した写真をさらに加工して映え写真に仕上げるためのコツなどまで、iPhoneを使ったオシャレ写真の撮影方法について解説していきます。

iPhoneでオシャレに撮影する基本テクニック

まずは、基本的なテクニックから。iPhoneで写真撮影する際の大前提となるので、これからご紹介するテクニックをしっかりと身につけてくださいね。

iPhoneは両手で持つ

iPhoneを片手で操作する人は多いですが、写真の撮影時に関しては、必ずもう片方の手も添えて両手で撮影しましょう。片手では、シャッターボタンを押すタイミングで本体が動いてしまうなど、手ブレの原因につながります。

両手で持ち、シャッターを押すときに本体が動かないように、しっかり支えてください。

シャッターは音量ボタンで

カメラを起動させると、画面にシャッターボタンが出てきますよね。

軽くタップするだけで撮影できるのでとても便利ですが、このボタンを使うことも手ブレの原因になってしまいます。

そこでおすすめなのが、本体の音量ボタンです。音量ボタンはカメラを起動させるとシャッターとして機能します。

画面上に表示されたシャッターボタンを押すとき、そこへ別の指を伸ばす必要があります。その場合、本体が持ちにくくなってしまい、不安定な状態で撮影する結果になりかねません。

一方、本体側面にある音量ボタンであれば、両手でiPhoneを持ったときと同じ自然な持ち方でシャッターを押せるため、安定した状態で写真が撮影できます。なお、音量ボタンは音量UP・DOWNの2つありますが、どちらでも撮影可能です。

iPhoneでオシャレに撮影するテクニック①構図を考える

構図とは、写真のバランスや被写体の配置を考えること。オシャレな写真を撮るときは、写真の構図を考えるのもテクニックの1つです。

構図を考慮するだけで、オシャレ度がぐっと増しますよ。

「三分割構図」「日の丸構図」を使い分ける

構図を考慮するときは、「三分割構図」と「日の丸構図」とを使い分けるのがポイントです。

三分割構図とは、縦と横それぞれを三分割した線が交わるポイントに、撮影の対象物を合わせる方法のこと。iPhoneのカメラではグリッドが表示できるので、それを設定すれば簡単に三分割構図の写真が撮影できます。

グリッドの表示方法については、後ほど解説します。

一方「日の丸構図」とは、画面の真ん中を意識した構図のことで、画面の中央に被写体がくるように撮影します。

安定感のある写真を撮影できますが、ちょっと物足りなさを感じることも…。

そんなときは、後述する撮影アングルを工夫してみてくださいね。