不具合の改善ができない

スマホを使っていると、原因不明の不具合が発生することがありますが、ソフトウェアをアップデートしないとこれらの不具合を改善することができません。

最新バージョンのソフトウェアには、過去に発生した不具合の修正が含まれていることがあるので、アップデートすれば不具合を解消できます。

「バッテリーの持ちが悪い」「突然画面がフリーズする」「アプリが突然落ちる」などの不具合が起きると、スマホの物理的な故障を疑ってしまうかもしれませんが、実はソフトウェアに原因がある場合がほとんどです。

原因不明の不具合が発生したら、まずはソフトウェアのアップデートを試してみましょう。

セキュリティが弱くなるかも！

ソフトウェアのアップデートをしないと、新種のウイルスへの対応やセキュリティ上の欠陥の修正ができないため、ウイルス感染やハッカーからの攻撃を受ける可能性が高くなります。

インターネットの世界では、日々新種・亜種のウイルスが生まれていますが、ソフトウェアをアップデートすれば新しいウイルスにも対処できます。

しかし、アップデートせずに旧バージョンを使い続けると、新しいウイルスに対処できないので感染リスクが高くなります。

また、ソフトウェアを使っているとセキュリティ上の欠陥が見つかることがありますが、欠陥を放置したままにするとハッカーからの攻撃を受けるリスクが高まります。

ウイルスに感染・ハッカーによる攻撃を受けた場合、以下のような被害に遭う恐れがあるので非常に危険です。

そのため、ソフトウェアの最新バージョンが公開されたら、早めにアップデートを実行するようにしましょう。

提供元からサポートが受けられなくなるかも

ソフトウェアをアップデートしないと、提供元（Apple・Google）からのサポートが受けられなくなる場合もあります。

ソフトウェアにはサポート期限があり、古いバージョンはサポートが順次終了していきます。

サポートが終了したバージョンを使い続けていると、スマホに何か不具合があった時にAppleやGoogleのサポートに問い合わせても対応してもらえないので注意しましょう。

ソフトウェアのアップデートにはこんなメリットが！

スマホのソフトウェアをアップデートすることで、主に以下の3つのメリットがあります。

では、それぞれ詳しく見ていきましょう。

新しい機能の追加・不具合の修正

ソフトウェアのアップデートすることで、スマホに新しい機能が追加され、過去に発生した不具合も修正されます。

また、アップデートによってスマホのバッテリーの持ちが長くなる、表示速度が速くなるなど、スマホ自体のパフォーマンスもアップする場合もあります。

ソフトウェアをアップデートすれば、より快適にスマホが使えるようになるので、ソフトウェアは常に最新の状態に保っておくことをおすすめします。

アプリの新機能に対応できる

ソフトウェアをアップデートすれば、アプリで新しく追加された機能も使えるようになります。

スマホのアプリもソフトウェアと同様、新機能の追加や不具合の修正のためにバージョンアップが定期的に行われますが、その際に古いバージョンのソフトウェアはサポート対象から外れる場合もあります。

サポート対象から外れてしまったソフトウェアのバージョンでは、最新バージョンのアプリをインストールできなくなります。

そうなると、それ以降にアプリで新しく追加された機能が使えなくなってしまうので、ソフトウェアも常に最新の状態を保つようにしましょう。