アップデート前のバージョンには戻せない

「アップデートした後に不具合が起きた」「アップデートしたら操作しづらくなった」などの理由で前のバージョンに戻したくなることもあるでしょう。

しかし、スマホのソフトウェアは一度アップデートすると、それ以前のバージョンに戻す（ダウングレード）ことはできません。

ソフトウェアのアップデートに失敗！どうなるの？

ソフトウェアのアップデート中にスマホの電源が切れたり、ネットの接続が切れたりすると、アップデートに失敗してシステムエラーを引き起こす場合があります。

では、アップデートに失敗すると具体的にどのような症状が現れるのでしょうか？

【iPhone】リンゴループになる

iPhoneでソフトウェアのアップデートに失敗すると、「リンゴループ」という不具合が起きる場合があります。

「リンゴループ」とは、iPhoneの電源を入れたあと・再起動後に表示されるリンゴマーク（Appleのロゴ）が繰り返し表示される現象を指す不具合のことです。

「リンゴループ」になるといつまで経ってもホーム画面が表示されないのでiPhoneを起動すること自体できなくなってしまいます。

【iPhone】リカバリーモードになる

iPhoneでソフトウェアのアップデートに失敗すると、強制的に「リカバリーモード」になる場合もあります。

「リカバリーモード」とはiPhoneの不具合を解消するための起動モードのことです。

iPhoneがリカバリーモードになっていると、真っ暗な画面にPCとケーブルが表示されます。

この場合は、まず以下の操作を行ってiPhoneを強制的に再起動してみましょう。

^{参照:Appleサポート}

^{参照:Appleサポート}

^{参照:Appleサポート}

強制再起動してもリカバリーモードの画面が表示される場合は、PCでiTunesを起動してiPhoneとPCをケーブルで接続します。

すると、アップデートするか復元するか聞かれるので、まずは「アップデート」を選択してiOSを最新バージョンにアップデートします。

それでもダメなら、「復元」を選択してiPhoneを初期化してからアップデートすることになります。

【Android】再起動ループ・フリーズなどの不具合

AndroidでもiPhoneと同様にソフトウェアのアップデートに失敗すると、何度も再起動を繰り返す「再起動ループ」や「画面がフリーズして動かない」といった不具合が発生することがあります。

このような不具合が発生した場合は、以下の対処法を試してみましょう。