【iTunes】バックアップできるものは?バックアップ方法も解説!
音楽の再生やiPhoneのデータ管理など、iTunesを使ってできることはたくさんあります。そこで気になるのが、iTunesで管理されているデータのバックアップです。
もしものときの備えや、別のPCへデータを移動させたいときのために、バックアップをとっておきましょう。今回は、iTunesのデータをバックアップする方法をご紹介します。
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- 1【iTunes】バックアップできるものは?《基礎知識》
- 2【iTunes】バックアップできるものをPCへ《事前準備》
- 3【iTunes】バックアップできるものをPCへ《保存と復元》
- 4【iTunes】バックアップできるものをPCへ《データを探す》
- 5【iTunes】バックアップできるものをPCへ《データのコピー・削除》
- 6【iTunes】バックアップのメリット・デメリット
- 6.1【メリット】Wi-Fiがなくてもバックアップができる
- 6.2【デメリット】PCの容量を圧迫する
- 6.3【メリット】どれだけ容量が大きくなっても使用料が無料
- 6.4【デメリット】時間がかかる可能性がある
- 7【iTunes】バックアップのQ&A
- 8バックアップは定期的にとっておこう!
【iTunes】バックアップできるものは?《基礎知識》
まずは、iTunesのバックアップとは何かを見ていきましょう。どのデータをバックアップできて、どのデータはバックアップできないのか知っておけば、データの管理や復元の際にきっと役立ちます。
iTunesでバックアップできるものはコレ
iTunesでバックアップできるファイルの種類は、以下の通りです。
- 写真
- 動画
- 本体の設定情報(ロック画面への移行時間など)
- 連絡帳
iPhoneで撮影した動画や写真、スクリーンショットはいずれもバックアップされます。また、「カメラロール」にある写真だけでなく「保存した写真」にある写真もバックアップの対象です。
iTunesでバックアップできないものは?
iTunesでのバックアップは、iPhone内にあるほぼすべてのデータが対象となります。ただし、以下のファイルや設定は対象外です。
- App StoreやiTunesで入手した楽曲などのコンテンツ
- Apple Payの設定情報
- iTunesで同期した曲や写真、ビデオ
- Face IDやTouch IDの設定情報
- Apple メールのデータ
これらのファイルや設定を端末に復元させるには、iTunesと同期させる、もしくは再設定する必要があります。
【iTunes】バックアップできるものをPCへ《事前準備》
ここからは、具体的にiTunesのバックアップをとる方法について見ていきます。iTunesのバックアップをとるには、いくつか準備することがありますので、まずは事前準備を整えましょう。
バックアップにはPCとケーブルが必要
iTunesでバックアップにはPCと、PCとiPhoneを物理的に接続する必要があります。iPhoneの充電やデータ転送に使用するケーブルを必ず用意しておきましょう。
iTunesはWindows用とMac用が用意されていますので、OSはどちらでもかまいません。
ただし、macOS Catalina以降のOSにはiTunesは搭載されておらず、音楽の再生には「ミュージック」アプリを、iPhoneやiPadのバックアップは「Finder」をそれぞれ使うことになります。