
【iPhone】アプリが待機中でインストールできない!原因と解決法を解説
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新しいiPhoneへ機種変すると、アプリや写真などのデータを移行する必要があります。
しかし、クイックスタート機能を使って、アプリを新たなiPhoneへインストールしたら「待機中」や「読み込み中」と表示され、インストールが進まないといったトラブルはありませんか?
この記事では、クイックスタートを使ってiPhoneのアプリが「待機中」や「読み込み中」のまま進まないときの原因と対処法についてご紹介します。
アプリがインストールできずに困っている方は、ぜひチェックしましょう♪
- アプリのインストールが完了しない原因は大きく3つ
- まずは、iPhoneの空き容量や機能制限を確認しよう
- どうしても解決できないときは、サポートへ相談しよう
【iPhone】アプリが待機中・読み込み中になる3つの原因
クイックスタートでデータ移行後、アプリのインストールが待機中・読み込み中のまま進まないのは、大きく3つの原因が考えられます。
- 通信環境が不安定
- Apple IDの問題
- App Storeのシステム障害
通信環境が不安定
アプリをインストールするとき、iPhoneはApp Storeのサーバーとデータ通信を行っています。
その際、iPhoneの通信環境が不安定だったり、速度制限にかかっていたりして通信速度が遅いと、アプリのインストールに時間がかかってしまいます。
Apple IDの問題
Apple IDの認証が上手くいっていないと、アプリが正常にインストールできないことがあります。
Apple IDを再ログインし、アプリをインストールしてみましょう。
App Storeのシステム障害
アプリのインストールが読み込み中で進まないのは、アプリをインストールしようとしたタイミングでApp Storeのシステムに問題が発生した可能性もあります。
アプリをインストールするときはApp Storeのシステムと通信を行うので、システム自体に問題が起きると通信が上手くいかず、正常にインストールすることができません。
この場合、システムが復旧するまでしばらく待ちましょう。
なお、App Storeのシステムに障害が発生しているかどうかは、Appleの「システム状況」で確認できます。
アプリが待機中・読み込み中でインストールできない6つの対処法
アプリのインストールが完了しないときは、次の対処方法を順番に試して下さい。
- iPhoneの空き容量を増やす
- 機能制限がかかっているか確認する
- iPhoneの通信環境を見直す
- Apple IDを再ログインする
- iPhoneを再起動する
- iOSをアップデートする
iPhoneの空き容量を増やす
インストールしているアプリの容量がiPhoneの空き容量をオーバーしていると、iPhoneにアプリをインストールできません。
読み込み中のまま進まないときは、ストレージの使用状況を確認してみましょう。
ホーム画面の「設定」アプリ→「一般」をタップします。
さらに「iPhoneストレージ」をタップすると、使用状況を確認できます。
空き容量が少ないときは、次の方法で空き容量を増やしましょう。
- 不要なデータを削除する
- オンラインストレージへデータを移動する
- アプリやブラウザのキャッシュを削除する
機能制限がかかっているか確認する
iPhoneには、動作を制限する「機能制限」が搭載されています。
例えば、アプリのインストールや削除、課金が制限されたり、許可されたアプリ以外使用できなくなったり、不適切なWebコンテンツにアクセスできなくなったりします。
アプリのインストールが読み込み中で進まないのは、何らかのタイミングで機能制限がオンとなって、アプリのインストールが制限されているかもしれません。
機能制限でアプリのインストールが制限されていないか確認してみましょう。
ホーム画面の「設定」アプリを開いたら、「スクリーンタイム」をタップします。
「コンテンツとプライバシーの制限」をタップしましょう。
「iTunesおよびApp Storeでの購入」をタップして下さい。
「インストール」が「許可しない」になっていた場合は、タップします。
「許可」へチェックを入れましょう。
- 「設定」を開いたら、「一般」をタップ。
- 「機能制限」をタップ。
- 機能制限用のパスコードを入力。
- 「機能制限解除」をタップ。
iPhoneの通信環境を見直す
アプリのインストールが読み込み中で進まないのは、通信環境が不安定、もしくは速度制限にかかっていることが原因かもしれません。
場所を移動してネットに接続する、速度制限がかかっている場合はWi-Fiへ接続するなどして通信環境を改善し、アプリを再度読み込んでみて下さい。
機内モードのON/OFFを切り替える
ネットへ接続できる場所にいるのに、iPhoneの不具合が原因で「圏外」と表示されることがあります。
この場合は、機内モードのON/OFFを切り替えてみましょう。
再びネットワークの電波を探すため、「圏外」表示が消えてネットへ接続できるようになります。
- 画面の右上から下にスワイプして、コントロールセンターを開く。
- 飛行機マークのボタンをタップして、機内モードをONにする。
- 10秒以上待った後に再度飛行機マークのボタンをタップして、機内モードをOFFにする。
- 画面の下から上にスワイプして、コントロールセンターを開く。
- 飛行機マークのボタンをタップして、機内モードをONにする。
- 10秒以上待った後に再度飛行機マークのボタンをタップして、機内モードをOFFにする。
Apple IDを再ログインする
一度、Apple IDからログアウトし、再度ログインしてみましょう。
ホーム画面の「設定」アプリを開いたら、一番上に表示されている自分の名前(Apple ID)をタップしましょう。
一番下までスクロールして「サインアウト」をタップして下さい。
データを残すか聞かれるので、好きな方を選択してサインアウトしましょう。
再度Apple IDにサインインしたら、読み込み中のまま進まないアプリをタップして読み込んでみて下さい。
iPhoneを再起動する
一度、電源を切って再起動しましょう。
iPhoneは以下の手順で再起動できます。
- 端末の側面にある片方の音量調節ボタンとサイドボタンを同時に長押しする。
- 「スライドで電源オフ」のスライダを左から右へ動かして電源を切る。
- 電源が切れたら、Appleのロゴマークが表示されるまでサイドボタンを長押しする。
- 端末の側面にあるサイドボタンを長押しする。
- 「スライドで電源オフ」のスライダを左から右へ動かして電源を切る。
- 電源が切れたら、Appleのロゴマークが表示されるまでサイドボタンを長押しする。
- 端末の上部にあるトップボタンを長押しする。
- 「スライドで電源オフ」のスライダを左から右へ動かして電源を切る。
- 電源が切れたら、Appleのロゴマークが表示されるまでトップボタンを長押しする。
iOSをアップデートする
iOSのバージョンが古すぎると、インストールしようとしているアプリに対応していない場合があります。
非対応のアプリはインストール前にはねられてしまうので、最新版のiOSにアップデートされているか確認しましょう。
iOSをアップデートする際は、次の3点に注意して下さい。
- iPhoneの空き容量を確保しておく
- 通信状態が安定しているWi-Fiへ接続する
- 充電しながらアップデートする
iOSのアップデート方法は、次の通りです。
- 「設定」アプリを開いたら、「一般」をタップ。
- 「ソフトウェア・アップデート」をタップ。
- 「ダウンロードしてインストール」をタップ。
- 「利用条件」が表示されたら、画面右下の「同意する」をタップ。
- アップデートに必要なファイルのダウンロードが終わったら、「インストール」をタップ。
iOSをアップデートしたら、App Storeへアクセスしてアプリをインストールしましょう。
アプリが待機中・読み込み中でインストール完了しないときの最終手段
アプリのインストールが、待機中・読み込み中のまま進まない不具合がどうしても直らない場合は、さらに以下の2つの対処法を試してみて下さい。
- 復元をやり直す
- Appleサポートセンターへ相談する
復元をやり直す
iPhoneを初期化して、復元をやり直してみましょう。
データのバックアップを取る
iPhoneを初期化してしまうとデータや設定が全て削除されてしまいます。
バックアップを取っていないとデータを復元できないので、初期化前に必ずiCloudやiTunesでバックアップを取っておきましょう。
- 「設定」アプリを開いたら、一番上に表示されているユーザー名(Apple ID)をタップ。
- 「iCloud」をタップ。
- 「iCloudバックアップ」をタップ。
- 「このiPhoneをバックアップ」がオフになっていたら、右横のトグルスイッチをタップしてオンに切り替える。
- 「今すぐバックアップを作成」をタップ。
- iPhoneとパソコンをUSBケーブルで接続したら、iTunesを開く。
- 「このコンピュータを信頼しますか?」とiPhoneの画面に表示されたら、「信頼」をタップ。
- iPhoneが正常に認識されると、iTunesの画面左上にiPhoneのアイコンが表示されるので、それをクリック。
- 「このコンピュータ」を選択したら、「今すぐバックアップ」をクリック。
バックアップが終わるまでしばらく待ちましょう。
日付が更新されたらバックアップ完了です。
iPhoneを初期化する
iCloudやiTunesでバックアップを取ったら、以下の手順でiPhoneを初期化しましょう。
「設定」アプリを開いたら、「一般」をタップします。
「転送またはiPhoneをリセット」をタップしましょう。
「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップして下さい。
「すべての設定をリセット」を選択しましょう。
iPhoneの初期化が終わるまでしばらく待ちます。
初期化が終わったらiPhoneを再起動し、画面の指示に従って復元作業を進めましょう。
Appleサポートセンターへ相談する
復元をやり直しても改善されない場合は、一度、Appleサポートセンターへ相談してみて下さい。
「待機中」「読み込み中」が続く場合は対処法を試してみよう!
アプリのインストールが「待機中」「読み込み中」で完了しないのは、通信環境やApple IDの認証・iPhoneの不具合など、複数の原因が考えられます。
もし、iPhoneでアプリが「待機中」「読み込み中」のまま進まなくなってしまったときは、記事を参考に対処してみて下さい。