【iPhone】VPNとは?設定・接続・解除方法や必要性について検証!
iPhoneで安全にインターネットを利用したい時は、VPNに接続するのがおすすめです。
しかし、「VPNって言葉は聞いたことがあるけど、どんな意味なのか分からない」「iPhoneでVPNを利用したいけど接続方法が分からない」という人も多いでしょう。
そこで今回は、iPhoneでVPNを設定・接続・解除する方法や、VPNの必要性について解説していきます!
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【iPhone】VPNとは?
iPhoneでVPNを設定・接続方法を見ていく前に、まずはそもそも「VPN」とはどういった機能なのか基本をおさらいしておきましょう。
VPNとは?
「VPN」とは、インターネットなどの公衆回線上に構築された、特定のユーザーのみが利用できる仮想の専用回線のことです。
「VPN」は「Virtual private network(バーチャル・プライベート・ネットワーク)」の略語で、日本語に直訳すると「仮想専用線」という意味になります。
フリーWi-Fiのような不特定多数のユーザーが利用する公衆回線上でやり取りするデータは、第三者に盗み見られたり、データを改ざんされたりする可能性がありますが、そんな時に役立つのがVPNです。
VPNに接続することで安全にデータをやり取りできるようになります。
では、どういった仕組みでデータを守っているのか詳しく見ていきましょう。
VPNの仕組み
VPNに接続すると、インターネット上に構築された仮想的な専用回線を利用してデータがやり取りされるようになります。
データは第三者が解読できないように暗号化された状態でやり取りされるので、拠点間で安全にデータをやり取りすることができます。
道路に例えてみると、誰でも通行できる一般道路(インターネット)の上に自分専用の仮想的なトンネル(VPN)を建設し、そのトンネルの中を車で走行するようなものです。
一般道路上を車で走行すると周囲からどんな車が走っているのか丸見えですし、たくさん車が走っているので交通事故に遭うリスクもあります。
トンネルがあれば、外からはどんな車が走っているのか確認できませんし、交通事故に遭うリスクも極力減らすことができるため、安全に目的地まで辿り着けるというわけです。
iOS 15で使えるVPNプロトコルは3種類
VPNプロトコルとは、VPN接続で通信をする際にデータがどのように送られるのかを定めた規約のことです。
VPNプロトコルにはいくつか種類がありますが、最新バージョン(2022年8月時点)のiOS 15で使えるプロトコルは以下の3種類です。
- IKEv2
- IPsec
- L2TP
最新バージョンiOSにアップデートしたiPhoneでVPNに接続したい場合は、これらのプロトコルを使用してVPNの接続情報を設定する必要があります。