【iPhone】おすすめVPNアプリを紹介

iPhoneの場合は、App Storeで配信されているVPNアプリを使用してVPNに接続することも可能です。

今回は、以下の2つのアプリを使ってVPNを設定・接続する方法をご紹介します。

では、それぞれ詳しく見ていきましょう。

「OpenVPN Connect」を使う

「OpenVPN Connect」は、アメリカに本社を置く「OpenVPN Technologies, Inc.」が提供している無料のVPNアプリです。

VPNサーバーの接続情報を手動で入力しなくても、iPhoneにOpenVPNのプロファイルをダウンロードするだけでVPNの設定が完了します。

今回は、筑波大学の「VPN Gate」で提供されているVPNサーバーのプロファイルをダウンロードし、それを使ってVPNに接続する方法をご紹介します。

「Safari」で「VPN Gate」のページにアクセスしたら、使用するVPNサーバーの「OpenVPN設定ファイル」をタップします。

「OpenVPN接続設定」のリンクをタップしましょう。

確認画面が表示されたら、「ダウンロード」をタップして下さい。

プロファイルをダウンロードしたら、「ファイル」アプリを起動します。

「ダウンロード」のフォルダ内にあるOpenVPNのプロファイルをタップしましょう。

画面右上の「↑」アイコンをタップして下さい。

「OpenVPN」をタップします。

「OpenVPN Connect」アプリが起動したら、「AGREE」をタップしましょう。

「ADD」をタップして下さい。

「CONNECT」をタップします。

「”OpenVPN”がVPN構成の追加を求めています」と表示されたら、「許可」をタップしましょう。

「CONNECTED」と表示されたら接続完了です。

スイッチをタップすればVPN接続のオン・オフを切り替えられます。

「セカイVPN」を使う

「セカイVPN」は、日本に本社を置く「株式会社インターリンク」が提供している無料のVPNアプリです。

アプリのインストールは無料ですが、このアプリを使用してVPNに接続するには「セカイVPN」の公式サイトからサービスを申し込む必要があります。

利用料金は月額1,100円（税込）で、登録から最大2ヶ月は無料で利用できます。

では、このアプリを使用してVPNに接続する手順を詳しく見ていきましょう。

^{参照:セカイVPN}

「ステータス」が「接続中」になれば接続完了です。

【iPhone】VPNは必要なのか？メリット・デメリット

「わざわざVPNを設定・接続する必要はあるの？」と疑問に感じている人も多いと思います。

そもそもVPNにはどういったメリット・デメリットがあるのでしょうか？

ここからは、VPNを利用するメリット・デメリットをそれぞれご紹介していきます。

【メリット】セキュリティを強化できる

iPhoneでVPNに接続する1つ目のメリットは、「セキュリティ強化できる」という点です。

VPN接続では通信内容を暗号化したうえで、仮想的な専用線で通信を行うので安全な通信環境を確保できます。

公共施設や飲食店などで利用できるフリーWi-Fiは、無料で気軽に接続できるのがメリットですが、通信内容が暗号化されていないフリーWi-Fiでは第三者に通信内容を盗み見られてしまうリスクがあります。

個人情報やログイン情報などのデータを盗み見られてしまった場合、アカウントを乗っ取られたり、自宅を特定されたりする恐れもあります。

そんな時にVPNを利用すれば、第三者に盗み見られるリスクが軽減されるので安心・安全にインターネットを利用できます。

【メリット】海外サイトへのアクセスに便利

iPhoneでVPNに接続する2つ目のメリットは、「海外サイトへのアクセスに便利」という点です。

アメリカの動画配信サービスの「HBO Max」や、中国の動画共有サイトの「Bili Bili」など、日本からアクセスできない海外サイトは多数あります。

しかし、サイトにアクセスできる国のVPNサーバーを経由して接続すれば、日本にいながらサイトにアクセスすることができます。

逆に、海外からアクセスできない日本のサイトに海外からアクセスしたい時も、日本に設置されているVPNサーバーに接続することでサイトにアクセスできるようになります。