【iPhone】VPNとは?設定・接続・解除方法や必要性について検証!
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Wi-Fiへの再接続をする
iPhoneがWi-Fiに接続されている場合は、Wi-Fiを経由してVPNに接続します。
Wi-Fiの接続に問題があるとVPNにも繋がらないので、Wi-Fiの電波が弱くなっていないか確認してみましょう。
接続が不安定になっている場合は、「Wi-Fi」の設定のオン・オフを切り替えてWi-Fiに再接続して下さい。
しばらく時間を空ける
VPNサーバー側に何らかの問題が発生していることによってVPNに接続できないケースもあります。
その場合は、しばらく時間を空けてから再度接続してみて下さい。
【iPhone】VPNを設定・接続するときの注意点
iPhoneでVPNを設定・接続する際は、以下の点に注意して下さい。
- iOS 10以降では「PPTP」は接続できない
- 怪しいアプリ・サービスに注意
- セキュリティリスクはゼロにならない
では、それぞれ詳しく見ていきましょう。
iOS 10以降では「PPTP」は接続できない
iOS 10以降にアップデートされているiPhoneの場合、「PPTP」という通信プロトコルでVPNに接続することができません。
iOSでは、以下の種類の通信プロトコルでVPNに接続できますが、iOS 10からセキュリティ上の理由により「PPTP」はサポート対象外になりました。
iOS 10以降のiPhoneでは、「IKEv2」「IPsec」「L2TP」のどれかでVPNに接続する必要があります。
- PPTP(iOS 10以降では設定不可)
- IKEv2
- IPsec
- L2TP
怪しいアプリ・サービスに注意
VPNサービス事業者が提供しているVPNサーバーを利用する場合は、怪しいVPNアプリ・サービスを使わないように注意しましょう。
VPNアプリ・サービスの中には、個人情報や行動履歴の収集・転売などを目的にした悪質なアプリ・サービスもあります。
VPNアプリ・サービスを提供している事業者が信頼できるかどうか、業務内容や実績、プライバシーポリシーなどをしっかりと調べておきましょう。
また、他のユーザーの口コミや検証サイトでの評価も参考になるのでぜひチェックしてみて下さい。
セキュリティリスクはゼロにならない
VPNを利用することで情報漏えいや、改ざんなどのセキュリティリスクを軽減し、より安全に通信が行えるようになりますが、それでもセキュリティリスクをゼロにするのは不可能です。
インターネットを利用している以上、VPNに接続していても外部からの不正アクセスを完全に遮断するのは難しいでしょう。
また、VPNに接続していても接続先のWebサイトが安全であるとは限りません。
接続先のWebサイトが詐欺サイトで、そこでクレジットカード情報や個人情報を入力してしまったり、不正アプリをインストールしたりしてそこから情報が漏れたり、SNSなどのアカウントを乗っ取られたりする可能性もあります。
VPNに接続しているから絶対に安全だと思わず、セキュリティリスクが常にはらんでいることを意識しながら利用するようにしましょう。