iPhoneとMacの間で写真の同期ができない!正しいやり方と対処法
iPhoneとMacは同じAppleのデバイスなので、同じApple IDを使ってログインすればファイルや写真を簡単に同期できます。
iPhoneの「カメラ」アプリで撮影した写真を同期して、Macに保存している人も多いのではないでしょうか。
しかし本来できるはずの、iPhoneとMac間での写真の同期ができないことがあります。
この記事では、iPhoneとMacの間で写真の同期ができない場合の対処法を詳しく解説します。
Contents[OPEN]
- 1iPhoneとMacの間で写真を同期する方法
- 2iPhoneとMacの間で写真の同期ができない【同期に問題がある】
- 2.1同期しているApple IDが間違っている
- 2.2写真の枚数が多いと同期に時間がかかる
- 2.3マイフォトストリームでは同期されない写真がある
- 2.4iTunesなら「自動同期」の設定はオフにする
- 2.5iTunesなら「フォトライブラリ」のロックの解除をする
- 2.6iTunesの再認証やWi-Fi経由での同期を試す
- 3iPhoneとMacの間で写真の同期ができない【容量が足りない】
- 4iPhoneとMacの間で写真の同期ができない【通信環境に問題がある】
- 5iPhoneとMacの間で写真の同期ができない【再起動・アップデート】
- 6iPhoneとMacの間で写真の同期ができない【セキュリティ】
- 7iPhoneとMacの間で写真の同期ができない【スマホ・PCを見直す】
- 8ストレージ容量や通信環境に注意してiPhoneとMacで写真の同期をしよう!
iPhoneとMacの間で写真を同期する方法
Appleのデバイスを購入する最大のメリットは、デバイス間で写真やファイルをiCloud経由で共有できることです。
異なるAppleのデバイスを所有している人にとって、自動で写真の同期をしてくれるのは大変便利なことです。
でも簡単にできるはずの写真の同期ができない場合があります。
この記事では、iPhoneとMacの間での写真の同期ができない理由やその対処法を詳しく紹介します。
その前に、iPhoneとMacの間で写真を同期させる基本的な方法をおさらいしましょう。
iCloud写真をオンにして使う
最初に紹介するのは、iCloudで写真の同期を自動で行う方法です。
iPhoneとMacの両方で「iCloud写真」を「ON」に設定すれば、簡単に写真の同期が行えます。
まずiPhoneで「iCloud写真」を「ON」に設定する方法から見てみましょう。
ホーム画面にある「設定」アプリをタップして開きましょう。
「設定」画面のメニューの一番上に「ユーザー名」があるので選択しタップしてください。
「Apple ID」画面が立ち上がるので、メニューの中にある「iCloud」を選択しタップしましょう。
「iCloud」画面のメニューの中に「写真」があるので選択しタップしてください。
「iCloud写真」の画面が立ち上がるので、「このiPhoneを同期」が「ON」になっているかどうか確認しましょう。
続いてMacでiCloud写真の同期を自動で行う設定方法を見てみましょう。
デスクトップ画面上部のメニューバーにある「Appleロゴ」をクリックしてください。
プルダウンメニューが表示されるので「システム設定」を選択しクリックしましょう。
「システム設定」画面の左メニューの中にある「ユーザー名」を選択しクリックしてください。
画面の右側に「Apple ID」のメニュー画面が表示されるので、「iCloud」を選択しクリックしてください。
「iCloud」画面のメニューの中に「写真」があるので「ON」に設定しましょう。
《iCloud写真がオフ》Finderを使って同期する
次に紹介するのは、iCloudを経由せずに「Finder」を使ってiPhoneとMacの写真を同期させる方法です。
この設定をするには、iPhoneの「iCloud写真」を「OFF」にする必要があるので、この記事で説明した手順で設定変更をまず行ってください。
設定の変更ができたらiPhoneとMacをUSBケーブルで繋ぎましょう。
Macの画面に「アクセサリの接続を許可しますか?」というポップアップが表示されるので「許可」をクリックしてください。
デスクトップ画面下部のDockにある「Finder」をクリックしましょう。
「Finder」が立ち上がります。
画面の左メニューに「場所」があり、その中に「・・・のiPhone」と表示されているのでクリックしてください。
画面の右側にメニューが表示されるので「写真」を選択しクリックしましょう。
「デバイスとの写真の共有元」に「✓」を入れたら「ピクチャ」をクリックしてください。
プルダウンメニューが表示されるので「写真」を選択しクリックしましょう。
設定がすべて終わったら「適用」をクリックしてください。
これでiPhoneとMacの写真が同期されます。
《iCloud写真がオフ》iTunesを使って同期する
皆さんの使っているMacのOSがmacOS Catalina以降の場合、iCloudを経由せずにiPhoneとMacの写真を同期するには「Finder」を使用する必要があります。
しかしmacOS Catalinaより前のmacOSを搭載しているMacなら「iTunes」がインストールされているので、「iTunes」を使ってiCloudを経由せずに、iPhoneとMac間で写真の同期が行えます。
操作方法を以下にまとめるので、該当するようなら参考にしてください。
- iPhoneの「iCloud写真」を「OFF」にする
- iPhoneとMacをUSBケーブルで接続する
- 「iTunes」を開き、画面左上の「iPhone」アイコンをクリックする
- 「写真を同期」を選択し、アルバムまたはポップアップメニューを選ぶ
- 「すべてのフォルダまたはアルバム」を選択する
- 「適用」をクリックする
マイフォトストリームを使う
iPhoneとMac間で写真を同期する方法はもう1つあります。
「マイフォトストリーム」を使って行う方法です。
iPhoneとMacでの設定方法を順番に紹介します。
まずiPhoneでの設定方法から見てみましょう。
ホーム画面にある「設定」アプリを開き、「ユーザー名」→「iCloud」→「写真」と進んでください。
「iCloud写真」の下に「マイフォトストリーム」があるので「ON」に設定しましょう。
続いてMacで「マイフォトストリーム」を設定する方法を見てみましょう。
デスクトップ画面下部のDockにある「写真」をクリックしてください。
「写真」アプリが立ち上がったら、メニューバーにある「写真」をクリックしましょう。
プルダウンメニューが表示されるので「設定」を選択しクリックしてください。
「設定」画面が立ち上がったら「iCloud」を選択しクリックします。
メニューの中に「マイフォトストリーム」があるので「✓」を入れましょう。
これで写真が同期されます。