iPhoneのカメラを使いこなす!基本の使い方・おすすめの設定を紹介
Contents[OPEN]
- 1カメラの基本的な性能と使い方
- 2カメラのおすすめの使い方・設定【写真の明るさ・色の調整・レンズ】
- 3カメラのおすすめの使い方・設定【キレイに撮る設定】
- 3.1バーストモード《被写体が動く》
- 3.2ポートレートモード《背景をぼかす》
- 3.3パノラマ《広い範囲を撮影する》
- 3.4Live Photos(ライブフォト)《ベストショットを探す》
- 3.5HDR《写真を合成して仕上げる》
- 4カメラのおすすめの使い方・設定【写真撮影の補助】
- 5カメラのおすすめの使い方・設定【フラッシュ・シャッター・セルフタイマー】
- 6カメラのおすすめの使い方・設定【カメラの起動に役立つ】
- 7カメラのおすすめの使い方・設定【動画撮影】
- 8【iPhone 13】カメラの最新機能
- 9【iPhone】知っておきたいカメラの画素数
- 10iPhoneのカメラを使いこなして写真・動画撮影を楽しもう!
カメラのおすすめの使い方・設定【キレイに撮る設定】
続いては、写真をキレイに撮るおすすめの使い方・設定をご紹介します。
- バーストモード
- ポートレートモード
- パノラマ
- Live Photos(ライブフォト)
- HDR
では、それぞれ詳しく見ていきましょう。
バーストモード《被写体が動く》
「バーストモード」とは、高速で写真を連続撮影する機能です。
1秒間に10枚、最大で999枚の写真を連続で撮影できます。
動く被写体のベストショットを撮影するときに役立つ機能です。
バーストモードで撮影する方法は、iPhoneの機種によって異なります。
- iPhone XS・XR以降の機種:シャッターボタンを左へスワイプしたまま長押しするか、音量を上げるボタンを長押し。
- iPhone X以前の機種:シャッターボタンを長押し。
iPhone XS・XR以降の機種で音量を上げるボタンを長押しして撮影するには、「設定」アプリを起動して「カメラ」をタップします。
「音量を上げるボタンをバーストに使用」の設定をオンにすれば設定完了です。
シャッターボタン・音量ボタンを長押ししている間は撮影が続き、ボタンから指をはなすと撮影が止まります。
ポートレートモード《背景をぼかす》
「ポートレートモード」とは、被写体にピントを合わせたまま背景をぼかして写真を撮影できる機能です。
ポートレートモードで撮影するには、「カメラ」アプリを起動した後、画面をスワイプして「ポートレート」に切り替えます。
次に、以下の照明効果の中から写真に適用したいものを選択します。
- 自然光:被写体にくっきりとピントが合い、背景がナチュラルにぼかされた写真を撮影できる。
- スタジオ照明:被写体に照明が当たっているような明るい写真が撮影できる。
- 輪郭強調照明:明暗差がはっきりと出たメリハリのある写真を撮影できる。
- ステージ照明:被写体の背景が黒く塗りつぶされ、被写体をスポットライトで照らしているような写真を撮影できる。
- ステージ照明(モノ):「ステージ照明」のモノクロ写真を撮影できる。
- ハイキー照明(モノ)(対応機種のみ):背景を白く飛ばし、被写体をグレースケールにして写真を撮影できる。
参照:Appleサポート
照明効果を選択した後、被写体にカメラを向けてピントを合わせます。
シャッターボタンをタップすると、写真が撮影されます。
なお、ポートレートモードは以下の機種のみ利用できます。
- iPhone 13/13 Pro/13 Pro Max/mini
- iPhone 12/12 Pro/12 Pro Max/mini
- iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max
- iPhone XS/XS Max/XR
- iPhone X
- iPhone 8 Plus
- iPhone 7 Plus
- iPhone SE(第2世代以降)
参照:Appleサポート
パノラマ《広い範囲を撮影する》
「パノラマ」とは、水平方向・垂直方向に240度の広い範囲を撮影できる機能です。
通常の写真では収まり切らない被写体を撮影したいときに便利です。
パノラマ写真を撮影するには、「カメラ」アプリを起動した後、画面をスワイプして「パノラマ」に切り替えます。
被写体にカメラを向けてシャッターボタンをタップしたら、画面上表示されるガイドに沿ってiPhoneをゆっくりと動かしていきます。
撮影中にシャッターボタンをタップすれば撮影を終了できます。
iPhoneを動かす方向は初期設定だと「左から右」になっていますが、画面中央のガイド付近をタップすると「右から左」に変更できます。
Live Photos(ライブフォト)《ベストショットを探す》
「Live Photos(ライブフォト)」とは、写真だけでなくシャッターを切った前後の1.5秒ずつ・合計3秒間の映像・音声も一緒に保存できる機能です。
Live Photosで写真を撮影すれば、写真を撮影した前後の1.5秒の中からベストショットを探すことができます。
Live Photosで撮影するには、カメラでLive Photosを有効にする必要があります。
まずは写真モードに切り替えて画面を上にスワイプするか、画面上部の「∧」のボタンをタップします。
画面下部に設定メニューが表示されたら、3重丸のボタンをタップしましょう。
ここで「オン」をタップすればLive Photosが有効になります。
あとは、通常の写真撮影と同じように、画面下部のシャッターボタンをタップすればLive Photosで撮影できます。
HDR《写真を合成して仕上げる》
「HDR」とは、「複数の写真を合成して綺麗な写真に仕上げる技術」のことです。
iPhoneでは3枚の写真を1枚の写真に合成しています。
HDRをオンにして写真を撮影することで、主に以下のようなメリットがあります。
- 明暗差が大きい被写体を美しく撮影できる。
- 白とび・黒つぶれしない写真に仕上げられる。
- 幻想的でアーティスティックな写真が撮影できる。
iPhoneの初期設定では、撮影シーンに合わせて自動的にHDRのオン・オフが切り替わります。
手動でHDRの設定を切り替えたい場合、iPhone 8以降の機種ではHDRの自動設定をオフにする必要があります。
「設定」アプリを起動したら、「カメラ」をタップします。
「スマートHDR」または「自動HDR」の設定をオフにしましょう。
HDRの自動設定をオフにすると、カメラの画面上部に「HDR」のボタンが表示されるので、これをタップすればオン・オフを切り替えられます。
iPhone 7以前の機種の場合は、以下の手順でオン・オフを切り替えられます。
- 「カメラ」アプリを起動。
- 画面上部の「HDR」をタップ。
- 「オン」をタップ。