【Evernote・OneNote】アプリの比較

それでは、ここからはEvernoteとOneNoteの違いについて解説していきます。

【Evernote】無料で使えるが制限アリ・MacとWindowsで使える

Evernoteは基本的に無料で使うことができます。ですが、無料プランのままだと何かと制限があり、使いこめば使い込むほど有料プランでないと不便ということになりがちです。

無料プランの制限の中でも特にネックとなるのが、「同じアカウントで使うことのできるデバイスは2台まで」と「月間アップロード容量は60MBまで」というところです。細かい制限の内容については後述しますが、中でもこの2つは意外とすぐ引っかかることになります。

また、EvernoteはPCではMac・Windows、スマホでもiPhone、Androidのすべてでアプリが配信されているので使うことができます。

【OneNote】無料で使えるがアップロード限界アリ・MacとWindowsで使える

OneNoteも基本的に無料で使うことができます。Evernoteと違い、無料だからといってアプリの機能自体には制限はなく、あえて有料にする必要はないように思えるかもしれません。

しかし、OneNoteの無料プランはアップロード容量が5GBまでとなっています。これはOneNoteのアップロード先であるOneDriveが5GBまでとなっているからで、有料プランにすれば格段に容量がアップします。これについても詳しいことは後述していますので、ぜひ確認していってください。

OneNoteもPCではMac・Windows、スマホでもiPhone、Androidのすべてでアプリが配信されているので使うことができます。

【Evernote・OneNote】スマホアプリの軽快さを比較

ここからは、スマホアプリの使いやすさで特に重要な軽快さについて比較していきます。

【Evernote】起動が速い・トップ画面を表示

Evernoteのアプリを起動すると、起動画面が表示されてすぐに画像のようなトップ画面が表示されます。なかなか起動されなくてイライラするということはほとんどありません。

【OneNote】少し遅い・前回表示していたドキュメントが出る

OneNoteのアプリを起動すると、画像のように前回表示していたドキュメントが表示されます。

すぐに見ていたドキュメントが表示されて一見便利なように思えるのですが、ドキュメントの内容が大きいほど、アプリの起動に時間がかかってしまいます。また、見たいドキュメントが違う場合は、起動時間が全くの無駄になってしまいます。

前回のドキュメントをすぐに更新したいときはOneNoteのほうが手数が少なく済みますが、アプリの軽快さという点ではEvernoteのほうが使いやすいように感じます。