初心者必見!PowerDirectorの使い方を分かりやすく解説
Contents[OPEN]
- 1PowerDirectorの使い方の前に!どんなソフトなの?
- 2【PowerDirectorの使い方】起動・モードの選択
- 3【PowerDirectorの使い方】画面の見方
- 4【PowerDirectorの使い方】動画の読み込み・素材の配置
- 5【PowerDirectorの使い方】動画のカット
- 5.1分割・範囲を選んでカットする
- 5.2動画の最初・最後のカット・プレカット
- 5.3トリミング・マルチトリミング
- 5.4「削除、間隔を詰めて、すべてのクリップを移動する」について
- 5.5複数のトラックの素材のカット・音声や映像のカット
- 6【PowerDirectorの使い方】エフェクトを使う
- 7【PowerDirectorの使い方】効果音・BGMを使う
- 8【PowerDirectorの使い方】テロップ・字幕・文字の挿入
- 9【PowerDirectorの使い方】動画の速度を調整する
- 10【PowerDirectorの使い方】動画の出力・保存をする
- 11【PowerDirectorの使い方】をマスターして高クオリティー動画を目指そう!
動画の素材を並べて繋ぐ
動画編集に使用する素材を選択して、タイムラインにすでに挿入されているクリップの隣に並べます。並べたときのクリップとクリップの間は空いていても問題ありません。
クロスフェード
素材のドロップ場所を元あるクリップに重ねるように持っていくと、下のようなメニューが表示されます。ここで「クロスフェード」を選ぶと、クリップとクリップの間にエフェクト効果が自動で挿入されます。
「クロスフェード」はクリックすることで範囲を延ばすことも可能です。
※クロスフェードとは、フェードイン・フェードアウトができる機能です。
縦横比・フレームレートについて
冒頭でご紹介した縦横比は、途中で変更することもできます。
変更方法は、インターフェース上部の「16:9」というアイコンをクリックし、下のようなメニューウィンドウを表示します。そのなかの「縦横比」にカーソルを持っていくことで、アスペクト比の変更が可能です。
しかし、作業途中での変更はレイアウト崩れなどの大規模な修正になりかねないので、最初に決めてしまうのがベストです。
フレームレートについて
さらに、動画編集で重要なのが「フレームレート」というものです。フレームレートとは1秒間に表示される静止画の枚数のことをさします。「FPS」という単位でも呼ばれており、「○○fps」と表記されます。
例えば「60fps」と表記されている場合、1秒間に60枚(コマ)の静止画がパラパラ漫画のように連なり映像として形なります。このフレームレートの数値が大きければ大きいほど動画は滑らかに動き、少なければすくないほどカクカクとした動きの動画になるのです。
ですが、もし、使用するファイル素材が30 fpsで、「タイムラインフレームレート」を60 fpsに設定すると、動画の画質が荒くなってしまうこともあります。
また、30 fpsを60 fpsに無理やり大きくすると、その分容量も大きくなり、アップロードや動画が重くて再生できないトラブルも発生してしまいます。
そのため、基本はもとのファイルの「fps」と同じくらいに設定するのがおすすめです。
動画ファイルの「fps」確認方法は、素材にマウスカーソルを当て右クリックして、メニューから「プロパティ」を選択し、「フレームレート率」をチェックするだけでできます。
「タイムラインフレームレート」の変更方法は、インターフェースの上部にある歯車アイコンを選び「基本設定」ウィンドウが表示されるのを確認します。
その中の「全般」を選択し、右側にある「タイムラインフレームレート」項目にて変更が可能です。
保存する方法
バックアップと定期的な保存は大切です。
保存方法は、インターフェース左上にある「ファイル」を選択し「プロジェクトに名前を付けて保存」をクリック。
名前をつけて、分かりやすい保存先を指定しておきましょう。
【PowerDirectorの使い方】動画のカット
動画編集を学ぶうえで大切な動画カット方法をご紹介していきます。
分割・範囲を選んでカットする
分割をおこなうには、タイムラインスライダーを分割したい任意の場所まで移動させます。
移動したらタイムラインの左上にある「分割アイコン」を選択。
すると、画像のようにスライダーのあった場所が分割され2つのクリップとなります。
後ろのクリップをカットしたい際には、カットしたいクリップ部分をマウスでクリックし青く表示させます。(この青く表示されている部分が現在選択している範囲です)
青く表示されたのを確認したら「Delete」キーを押します。その場でマウスを右クリックし、メニュー内の「削除」を選ぶことで下の画像のように、分割した後ろのクリップを削除することもできます。
範囲指定のカット方法
カットには自分で範囲を選んで、その部分だけを削除する範囲カットの方法もあります。
やり方は、スライダーを任意の位置に移動。
タイムラインスライダーの逆三角形になっているポイントにカーソルを持っていくと、黄色にカーソルが光る位置があります。
そこでクリックし、任意の場所まで移動させタイムライン上部に表示された「削除」で黄色い範囲をカットすることが可能です。このとき「切り取り」を選択すると、別のトラックに切り取った部分を貼り付けることができます。
動画の最初・最後のカット・プレカット
選択したクリップの冒頭部分にカーソルを持っていくと、下の画像のようなアイコンが表示されます。
このアイコンをカットしたい場所まで移動させることで、簡単に冒頭部分のみをカットすることができます。冒頭にタイトルなどを挿入したい場合に役立つカット方法です。反対にクリップの最後からのカットも可能ですよ。
さらに、もっと細かい冒頭カットがおこなえる「ブレカット」というカット方法も存在します。やり方はカットしたいクリップを右クリックし、メニューウィンドウを表示させます。メニューウィンドウ内にある「ブレカット(前編集)」を選択。
すると、下のようにトリミングウィンドウが出てきますので、青い範囲バーを動かしてカット部分を選び「OK」を押しましょう。
カットした素材はライブラリーウィンドウに表示されます。