電子マネーを引き継ぎ設定しておく

6つ目は、電子マネーの残高移行です。

iPhoneの場合も事前に行う必要があります。

これは各サービスにより仕組みが異なりますが、例えばモバイルSuicaの場合、WalletアプリからSuicaを削除する操作が必要です。

iPhoneでWalletを起動し、Suicaを選択後「このカードを削除」のメニューをタップしてiPhone上から削除してください。

iPhoneからPixelへデータ移行する2つの方法

準備できたら、移行作業へ入りましょう。

ここでは、iPhoneからPixelへデータ移行する方法を紹介します。

Googleアカウントでログイン・クラウド経由でデータ移行

1つ目は、Googleアカウントを使ったデータの引き継ぎです。

Pixel側の初期設定画面が表示されたら「開始」をタップし、ネットワーク設定を済ませてください。

引き継ぎメニューから「以前のスマートフォンを使用できない場合」をタップしましょう。

iPhoneで使っていたGoogleアカウントと同じアカウントでPixelへログインしてください。

これで、Google関連のデータがクラウドから読み込まれ、新端末へ移行されます。

ただし、先程記載しましたようにiPhoneだけで利用できるアプリはPixelに表示されません。

有線でデータを移行する

2つ目は、有線での移行です。

Google公式ページでは、iPhoneからPixelへの移行はこの方法を推奨しています。

同じくPixelで「開始」→「ネットワーク設定」まで行います。

今度は「前に使用していたデバイスをご用意ください」の画面で「次へ」をタップしてください。

iPhoneとPixelをUSBケーブルで接続し、iPhone側に表示される「コピー」を選択します。

これで、Pixel側に移行されるデータの種類が表示されます。

画面の案内に従って必要なものを選び、データ移行しましょう。

iPhoneからPixelへデータ移行するときの注意点

ここで、iPhoneからPixelへデータ移行する際に気をつけたいことを紹介します。

異なるOSの間では、仕様上の問題で正常に引き継げないデータがあります。

iOS専用のアプリは使えなくなる

注意したいのがiOSに依存するアプリです。

先程も触れましたが、残念ながらPixelへ移行してこれまでのように使う手段はありません。

AndroidのOS側のサポート対象外となるので、継続して使いたい場合は、引き継ぎ前のiPhoneでWi-Fiへ接続して使うことになります。