【Apple Watch】血中酸素濃度の測り方!精度を上げる方法は?
Apple Watch Series 6以降では、「血中酸素濃度」を測定できます。
血中酸素濃度とは血液に含まれる酸素の割合のことで、この数値を測定すれば肺が正しく機能しているか調べることができます。
今回は、Apple Watchで血中酸素濃度を測る方法・精度を上げる方法について解説していきます!
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【Apple Watch】血中酸素濃度とは?
まずは、Apple Watchで測定できる「血中酸素濃度」とは何なのか詳しく見ていきましょう。
血液に含まれる酸素の割合
「血中酸素濃度」とは、血液中に含まれる酸素の割合のことで「SpO2」とも呼ばれます。
肺炎や気管支喘息などの影響によって肺に障害が起こると、血液中に上手く酸素を取り入れられなかったり、二酸化炭素を血液から放出したりすることができなくなるので血中酸素濃度が低下します。
血中酸素濃度が低下すると、息苦しさ・めまい・嘔吐など様々な症状が出始め、さらに重症化すると呼吸不全によって最悪死に至る可能性もあります。
血中酸素濃度を測定することで、肺が正常に機能していて酸素をしっかりと取り込めているか調べられるので、症状悪化をいち早く発見でき、適切な治療を受けることができます。
血中酸素濃度の正常値は?
血中酸素濃度の正常値は、概ね96%~99%です。
高齢者や肺炎・気管支喘息などの呼吸器系の疾患を持っている方、体調不良を起こしている方は正常値を下回る場合があります。
「血中酸素ウェルネス」アプリを使えば測定できる
Apple Watchでは、「血中酸素ウェルネス」というアプリを使って簡単に測定できます。
Apple Watchを手首に装着した状態でアプリを起動して測定を始めれば、しばらくしたあとに血中酸素濃度の測定結果が表示されます。
「血中酸素ウェルネス」アプリは医療用ではないので、パルス・オキシメーター(専用の測定器)と比べると精度は欠けますが、自分の健康状態を確認するひとつの目安にはなるでしょう。