人気メモアプリ・EvernoteとOneNoteの違いは?徹底比較してみたよ!
スマホやPCを使っていると、気になった話題やメモ書きを残したいと思うことがあるかと思います。
今回解説するEvernoteとOneNoteは、スマホやPCで使用できるメモアプリです。どちらも手軽にメモを書き残すことができます。
2つとも似たようなメモアプリですが、それぞれ得意不得意があり意外と違いがあります。
今回は、EvernoteとOneNoteの違いについて、詳しく解説していきたいと思います。
なお、内容は2020年8月現在の情報です。
Contents[OPEN]
- 1比較の前に【Evernote】【OneNote】とは?
- 2【Evernote・OneNote】アプリの比較
- 3【Evernote・OneNote】スマホアプリの軽快さを比較
- 4【Evernote・OneNote】管理機能の比較
- 4.1【Evernote】スタック・ノートブック・ノートで管理
- 4.2【Evernote】ノートへのリンク・タグが使える
- 4.3【OneNote】ノートブック・セクション・ページで管理
- 4.4【OneNote】色付け・順番の並び替え・リンク機能がある
- 4.5OneNoteは情報管理しやすい・Evernoteは整理しながら管理
- 5【Evernote・OneNote】アウトラインの比較
- 6【Evernote・OneNote】容量の比較
- 6.1【Evernote】データ容量に制限なし・ノートのサイズと転送量に制限あり
- 6.2【Evernote】有料プランを考えた方が無難
- 6.3【OneNote】データOneDriveへ保存・無料だと5GBまで
- 6.4【OneNote】OneDriveのアップデート・Microsoft 365 Personalを検討
- 7【Evernote・OneNote】デバイスの比較
- 8【Evernote・OneNote】ノートの見た目・使い心地を比較
- 9【Evernote・OneNote】テンプレートの比較
- 10【Evernote・OneNote】Webクリップの比較
- 10.1【Evernote】PC:webクリッパーでWebをそのまま保存!
- 10.2【Evernote】スマホ:Webをテキストで保存!ハイパーリンクも
- 10.3【OneNote】PC:webクリッパーでWebをテキスト・画像で保存!
- 10.4【OneNote】スマホ:クリップ機能なし。記事URLのみ保存
- 11【Evernote・OneNote】広告の比較
- 12【Evernote・OneNote】比較して使い分けるなら
- 13まとめ
比較の前に【Evernote】【OneNote】とは?
まずは、【Evernote】【OneNote】がどんなアプリなのかについて確認してみましょう。
【Evernote・OneNote】はメモアプリ
Evernote・OneNoteは、スマホやPCで使えるメモアプリです。作成したドキュメントは、クラウド上に保存され1つのアカウントで管理することができます。そのため、複数のデバイスからドキュメントを作成したり、編集や確認することが可能です。
自分でドキュメントを作る以外にも、ウェブ上で見つけた気になる記事などをクリップする使い方もできます。出先で気になる記事を見つけたときにメモアプリにクリップしておいて、帰ってからPCで記事をじっくり読むという使い方もできるのです。
どちらも「メモアプリだから同じ」ように思えるかもしれませんが、それぞれ得意なこと、不得意なことがあります。
Evernoteはタグを使ってドキュメントを管理
Evernoteは、ドキュメントを「ノート」、いくつかのノートをまとめたものを「ノートブック」、さらにノートブックをまとめたものを「スタック」として管理できます。自分の管理しやすいようにドキュメントを分類できる便利な機能ですが、ノートブック、スタック内のノートが大量になってくると探すのが大変になってくるのがデメリットです。
またEvernoteには「タグ」の機能があります。ノートごとに付けられるキーワードのようなもので、付けておくことでノートの分類や検索がしやすくなる機能です。例えば、同じ「料理」のノートブックの中でも「肉」といったタグを付けておけば、肉料理を食べたいときには「肉」タグの付いたノートだけ表示するといった使い方ができます。
また、タグを使ったノートの検索は、ノートブック関係なしに同じタグがついたノートを検索できます。例えば、「レシピ」と「ランチ」という別々のノートブックにあるノートの中から、「肉料理」のタグがついたノートをすべて表示させるといったような使い方ができます。
- 作成したドキュメントは「ノート」として保存
- いくつかのノートは「ノートブック」にできる
- ノートブックは「スタック」としてまとめられる
- ノートのキーワードとして「タグ」を付けられる
- タグを使った分類・検索が便利!
OneNoteはドキュメントを細かく整理できる
OneNoteは、ExcelやWordのようなMicrosoft Officeと同じ系列のメモアプリです。OfficeといわれるとWindows専用かな?と思われるかもしれませんが、MacやiPhoneでもアプリが配信されており、問題なく利用することができます。
OneNoteは、ドキュメントを「ページ」、いくつかのページをまとめたものを「セクション」、さらにセクションをまとめたものを「ノートブック」としてドキュメントを管理できます。
例えば「料理」のノートブックに「レシピ」「作った記録」というセクションを作り、それぞれドキュメントを作っていくといった使い方ができます。ドキュメントをより細かく整理しながら作っていきたいという時に便利なアプリです。
- 作成したドキュメントは「ページ」として保存
- ページをまとめたものが「セクション」
- セクションをまとめたものが「ノートブック」として管理できる
- ドキュメントの細分化ができる