【TGS2017】美少女・イケメン好きアプリゲーマーの歩んだ道と後悔【実録】
こんにちは。終わってしまいましたね、TGS2017が。それでも書きますよレポートを。今回は、実際に私が回ったブースと、そこで気になったもの、そしてTGS終幕後に感じている抱えきれない後悔を、誰の心にも寄り添わず自分の心に寄り添って書いていこうと思います。見どころや新情報もあります。楽しかった思い出も語ります。でも、それでも、私が伝えたいのは『後悔』―――来年からTGSに行く人は、私という失敗から何かを学んでほしいです。
Contents[OPEN]
まさみの基本情報
- 職業ライター
- TGSには仕事に役立つかもしれないと思っていった(具体的な何かは考えていなかった)
- ゲームは幼少期に付き合い程度、2×才で急にアイマスと乙女ゲームに目覚めた
- その後現在のお仕事にいたり、アプリゲームを中心にプレイするようになる
- ここ2年でプレイしたアプリゲームは150はあるんじゃないかな
- 好物は美少女とイケメン(ただし3次元に反応することはあまりない)
こんな人間がこんなテンションでTGSを回りました。
初日の開場直後に長蛇の列なら、その日はもう絶望的
今回のTGSで何かと話題になったラブプラスEVERY。正直、私の一番のお目当てはラブプラスEVERYのVR体験でした。だから入場と同時にKONAMIブースに駆け付けたんですが、マフィア梶田さんによるVR体験レポートをどうしても見たかったんですよね。だから並ばずにステージ前で観覧していました。ステージは楽しかったです。でもですね、ステージが終わったのが多分10:45。TGS2017の開場が10:00。45分ですでに2時間待ちの列だったんです。
迷いました。今日はビジネスデイ。私は仕事で来ている。2時間を一つのアプリに費やすより、たくさんの情報を得たほうがきっとみんなの役に立つんじゃないか。私は何をほうっぽっても凛子に会いたい。それでも、他にやるべきことがあるんじゃないか。それに、もしかしたら夕方には人が減っているんじゃないか……!
結果ブースを後にしたんですが、間違いでしたね。当て所もなくふらふら彷徨うより、おそらく「これ!」と決めたものに並んで、頭をスッキリさせてから回った方が効率がいいです。あれも~これも~とふらふらするのは良くなかった。なにより、朝一で2時間待ちのものが夕方空いているとかありえない。
まさみ、彼女に会えなくても高い彼氏力を見せつける
そんなわけで凛子にも愛花にも寧々にも会えず悲しみに暮れた中、私が唯一ラブプラスと触れ合えたのは会場に落ちていた公式ガイドでした。入場時に無料で配布される公式ガイドは、裏表紙に愛花と凛子と寧々が3人そろっていて、かなりテンションが上がりました。ただ、雑踏の中でどなたかが落としちゃったみたいなんですよねー…公式ガイド。愛花と凛子と寧々がこちらを見ている状態で。
裏表紙の3人を見てください
……彼氏として、見過ごせないじゃないですか。気づいていないひなこさんと会話しながら流れるように拾いましたよね。気づかなかった人に踏まれちゃったら可哀想じゃないですか。ましてや、この会場にはたくさんの彼氏がいる。踏んじゃった人が彼氏なら、その人の心も傷ついてしまうじゃないですか……。
しゃがんだ私に一瞬にして状況を把握したひなこさんが「(たぶん彼女たちが可愛くて拾ったんだと思うけどもう既にパンフレット持ってるのに)まさみさん、それどうするの?」と聞いたので、私は微笑んでバッグにしまいましたね。え、誘拐? 何のことですか?
だから私の手元には2冊の公式ガイドがあります
きっと今頃落としてしまった彼氏は後悔しているんじゃないでしょうか。
女性向けブースは空いているかと思いきや、やはり結構並んでいた
女性向けゲームは、秋に池袋で大きな展示会があるので、そちらのイメージが強い方もいると思います。実際私もTGSの名前は知っていましたが、女性向け出展はそんなに盛り上がっていないだろうと思っていました。が、結構大きな間違いでした。
私たちが見てきた女性向けゲームの主な出展はこんな感じ。
うたの☆プリンスさまっ♪のリズムゲームであるシャニライ。このブースでは、なんと1対1でお好きなアイドルと触れ合える体験ができました♪ こちらもビジネスデイ初日で結構な待機列がありました。ので、やはり諦めました。
DMMの有名ゲーム刀剣乱舞。私たちがもたもたしていたせいでこちらのAR体験はもう終了しており、たどり着いた時には、ただただモニターでいちにいが微笑んでいました。失意の中、ひなこさんが「ほら、まさみさん、イケメンいるよ!」って励ましてくれたので「一期一振って言うんだよ……」って教えてあげました。一期が私の崩れ落ちそうな心を支えてくれました。
あとはひなこさんが強く反応を示した「VR面会」という面白げな企画をしていた囚われのパルマ。うちのゲーオタトモトモさんとも囚われのパルマの話をよくします。あ、彼が女性向けゲーム愛好家というわけじゃないです。ゲーオタとしても気になる存在らしくて。このパルマの出展も大人気で、通りかかったときにはすでに待機列打ち切り状態でした。
あとはTGSの女性向け企画と言えば、いつも話題をさらっていくボルテージ。今年は挙式VRということで、こちらも人が殺到していました! VR挙式体験って浪漫だと思うんです……。また、見逃せないリアルイケメンも。ロマ君、もうイケメンという言葉で表現しきれない美しさでした。
イケメンとかじゃなく、色遣いから可愛いのが「ミラクルニキ」のブース。ミラクルニキは私がこの記事で絶賛していますが、ディテールが凄いしキャラクターが可愛いし、評価基準もしっかりしてるし服のバリエーションが凄いし、本当に心からおすすめの着せ替えゲームです。無料でこのクオリティはヤバい。私が記事を書いた当初はまだあまり認知されている印象がなくて、クオリティの高さから考えると不思議だったんですが、最近はあちこちでニキの話題を聞きますね。本当におすすめです。
ピンクに囲まれたかわいいニキらしさあふれる部屋でパシャリ。女子力ぅ↑↑
ほんの一部しかご紹介していませんが、女性向けブースも活気にあふれていました。どうしても男性向けゲームや一般向けゲームの方が数は多いのですが、一つひとつのものをじっくり見たくなっちゃいますし、体験するなら並ばないといけないので、何もすることがないっていう状態にはならないですよ。正直、今まで「イケメンゲーム中心プレイヤーの私が行っても見るところ少ないかなー」とTGSに関心を持っていなかったのを後悔しました。
ひなこ、イケメン企画という天才的ひらめきを突きつける
会場内を歩いていると、やはりつい目を奪われるのは美女コンパニオン。まさみも例外なくキャッキャ言いながらひなこさんに「ねえ、あの人の写真撮って~」とお願いしていました。だってすごいんですよ、現実的に着られるとは思えない布面積の少ない衣装を着た美女が、手の届きそうな場所に立ってるんですよ! キレイ! だけど心配になるからあまり動かないでほしい!! 立っているだけで十分ですよ!
調子に乗ってお願いしていたら「ねえ、他の媒体さんが既に魅力的に撮影している人を自分たちも撮影してどうするの? 私たちはそうでないものを届けるべきではないんですか?」というドストレートな正論をかましてくれたうえ、「そう、私たちが撮るべきなのはイケメンでしょう!? イケメン探しに行こう」と率先してイケメンを撮ってくれました。
まさみは3次元イケメンには2次元ほど強い関心はないのですが、私たちが皆さんに何を届けられるのか、こんなに楽しい場所でも真摯に考え続けているひなこさんの心がイケメンだと思いました。発想力や企画力で負けてるつもりなかったのに…! 悔しい。