【Google】機種変更で2段階認証の移行を忘れたときの対処法
Google アカウントで認証アプリを使った2段階認証を設定していた場合、機種変更時に認証アプリのデータを新端末へ移行する必要があります。
移行を忘れてしまうと、新端末で2段階認証でのログインに必要な確認コードを受信できません。
機種変更で2段階認証の移行を忘れた場合は、どう対処すれば良いのでしょうか?
今回は、機種変更でGoogleの2段階認証の移行を忘れたときの対処法について解説していきます!
Contents[OPEN]
- 1【Google】二段階認証(2段階認証)のデータをアプリで管理!データ移行はできる?
- 2【Google Authenticator】二段階認証(2段階認証)は機種変更で自動移行される?
- 3【Google Authenticator】二段階認証(2段階認証)で困った!機種変更で移行を忘れたときの対処法《旧端末がある》
- 4【Google Authenticator】二段階認証(2段階認証)で困った!機種変更で移行を忘れたときの対処法《旧端末なし・Google アカウント》
- 5【Google Authenticator】二段階認証(2段階認証)で困った!機種変更で移行を忘れたときの対処法《旧端末なし・Twitter》
- 6【Google Authenticator】二段階認証(2段階認証)で困った!機種変更で移行を忘れたときの対処法《旧端末なし・Amazon/Instagram》
- 7【Google Authenticator】二段階認証(2段階認証)で困った!機種変更で移行を忘れたときの対処法《旧端末なし・Facebook》
- 8【Google Authenticator】二段階認証(2段階認証)で困った!機種変更で移行を忘れたときの対処法《旧端末なし・ニンテンドーアカウント》
- 9【Microsoft Authenticator】二段階認証(2段階認証)で困った!機種変更で移行を忘れたときの対処法
- 102段階認証の移行を忘れても方法はある!
【Google】二段階認証(2段階認証)のデータをアプリで管理!データ移行はできる?
Google アカウントで認証アプリを使った2段階認証を設定すると、ログイン時に必要な確認コードは、認証アプリで自動生成されます。
機種変更した場合は新端末で2段階認証を設定する必要がありますが、まずは認証アプリで設定した2段階認証のデータは新端末へ移行できるのか確認していきましょう。
2段階認証のデータを管理する有名なアプリは大きく2つ
Google アカウントでは認証アプリを使った2段階認証を設定できますが、その際に使用できる有名な認証アプリは、大きく以下の2つあります。
- Google Authenticator:Google製の2段階認証アプリ
- Microsoft Authenticator:Microsoft製の2段階認証アプリ
Google アカウントで2段階認証を設定するときに使用した認証アプリには、Google アカウントへログインするときに必要となる6桁の確認コードが保存されます。
この確認コードがなければ2段階認証ができないので、機種変更した場合は新端末で2段階認証を設定し直す必要があります。
しかし、イチから設定し直すのは面倒ですよね?
実は、Google・Microsoftの認証アプリには、各アカウントの2段階認証のデータをまとめて移行できる機能があり、その機能を使えばイチから設定し直さずに済むんです。
Microsoft AuthenticatorとGoogle Authenticatorの違いは?
Microsoft Authenticatorの機能とGoogle Authenticatorの機能にはほぼ変わりがありませんが、「2段階認証のデータをクラウドにバックアップできるか?」という点に違いがあります。
- Microsoft Authenticator:データをクラウドにバックアップできる
- Google Authenticator:データをクラウドにバックアップできない
Microsoft Authenticatorなら事前にバックアップをとっておくことで、機種変更時にバックアップに含まれている2段階認証のデータをクラウド経由で引き継げます。
クラウド経由なら旧端末は必要ないので、故障や紛失などで旧端末が操作できない・手元にない状況でも移行可能です。
一方Google Authenticatorには、クラウドへバックアップを保存する機能がありません。
そのため、データを移行するには、データの保存元である旧端末を用意する必要があります。
- Microsoft Authenticator:旧端末が手元になくても、クラウドのバックアップから復元すればデータを移行できる
- Google Authenticator:旧端末が手元にないとデータ移行ができない
【Google Authenticator】二段階認証(2段階認証)は機種変更で自動移行される?
機種変更後、スマホの移行ツールや事前にとっておいたバックアップを使えば、新端末へスマホの設定やアプリのデータをまとめて移行できます。
では、Google Authenticatorの2段階認証のデータも自動移行されるのでしょうか?
認証アプリは手動でのデータ移行が必要
Google Authenticatorアプリの2段階認証のデータは、機種変更後に手動で移行する必要があります。
新端末の初期設定時にスマホのデータ移行ツールを利用したり、iCloudやGoogle ドライブのバックアップから復元したりしても、2段階認証のデータは自動的に引き継がれないので気をつけてください。
データを移行する際には旧端末でも操作を行うので、手元に旧端末を用意する必要があります。
Google Authenticatorでは、旧端末のアプリで表示したQRコードを新端末のアプリでスキャンすることでデータを移行できます。
旧端末が手元にない場合はデータを移行できないため、新端末で各アカウントにログインして2段階認証のデータをアプリに設定し直す必要があります。
- バックアップ機能がなく自動移行もされないため、データを移行するには旧端末が必須。
- 手動で移行できない場合は、新端末で2段階認証の再設定が必要。